米倉涼子

「テレビ朝日としては、『ドクターX』の続編をやりたかったんです。でも、米倉涼子さんの新しい挑戦をしたいという強い要望で、新番組の『リーガルV』がスタートしました。それだけに、彼女は強い覚悟で役作りをしています。

 “失敗しない女”大門未知子のイメージを拭い去るためにバッサリ髪を切りました。今まででいちばん短い20センチのショートカットです」(芸能プロ関係者)

 米倉の覚悟は、美脚封印という形にも表れている。

“美脚は菜々緒ちゃんにまかせる”と言っていますよ(笑)。米倉さんは胸元を見せる衣装を選び、上半身の色気を強調する作戦ですね」(テレビ誌ライター)

高視聴率が“絶対課題”

『リーガルV』は法廷が舞台。米倉は資格を剥奪された元弁護士役。高橋英樹や林遣都が演じる弁護士を指揮し、奇抜な手法で訴訟を勝ち抜く。対立する法律事務所の弁護士には、向井理や菜々緒をキャスティング。

「法廷シーンが多くて、ずっと座っているので身体が固まってしまいます。難解な法律用語を覚えなければならないこともストレスに。なので、休み時間はみんなで身体をほぐしています。米倉さんは足の裏にゴルフボールぐらいのマッサージ器具をゴリゴリ。菜々緒さんは声を出しながらラジオ体操をしています」(制作会社スタッフ)

 ドSキャラの菜々緒だが、愛想は悪くない。先輩には礼儀正しく、米倉にファッションの相談をすることも。

「高橋英樹さんも明るく盛り上げていますよ。カメラが回っていないところでは仲よしだし、現場はいい空気です。ただ、好視聴率を上げることが絶対の課題なので、ピリピリしているのも確かですね……」(同・制作会社スタッフ)

 25%超えを連発した『ドクターX』の後番組なのだから、期待のハードルが高いのだ。

「初回視聴率は15%でしたから、とりあえず胸をなでおろしました。米倉さんの気遣いが、現場の士気をさらに高めています。米倉さんはこまやかな気遣いができる人なんです。現場をどうやって盛り上げるかを常に考えていますよ」(テレビ局関係者)

 米倉のとっておきの技が、“超リッチ”な差し入れだ。

先日は、米倉さんが4000円以上する『神田きくかわ』の鰻弁当を差し入れてくれました。現金な話ですが、やっぱり気分がアガります(笑)。

 1万円のステーキ弁当を差し入れたこともあるそうですから、みんなもっといい数字をとろうと意気込んでいますよ」(前出・制作会社スタッフ)

 第2話では視聴率が18・1%にアップ。米倉の豪華差し入れが期待できそうだ!