『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)は動物だらけの癒し系ヒューマンドラマ。相葉雅紀にとって獣医師はいちばんのハマり役かも。
「相葉クンは小さいころ犬やオウム、猿まで飼っていたそうで、動物への接し方は慣れたものです。『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の出演も長く、今では動物の気持ちまでわかるようになったそうですよ」(テレビ局関係者)
相葉が演じるのは東京・神楽坂で『坂の上動物病院』を開いた若き獣医師役。ひとくくりに“シッポ”と呼ぶ動物たちや飼い主との温かい交流を描き、趣里、ジャニーズWESTの小瀧望などが共演している。
相葉がベタ惚れする“アトム”
「毎回、手術シーンがあり、相葉クンは事前に本物の獣医師から手術を教わっていますよ。撮影日は朝からぬいぐるみを使って練習しています。『志村どうぶつ園』で獣医師の方と会う機会が多かったので、役に入りやすかったみたいですね」(テレビ局関係者)
人間だけでなく、動物にも注目。地域猫の『オギ』と坂の上動物病院の看板犬『ダイキチ』も重要なキャストだ。
「ダイキチくんの本名が『アトム』っていうんですが、相葉クンが中学生まで飼っていた犬の名前と一緒だったんです。それがわかって以来、相葉クンは“運命を感じる!”ってベタ惚れなんです」(制作会社スタッフ)
動物看護師役に広末涼子。彼女も動物との縁が深い。
「広末さんも大型犬を飼っていたことがあるそうです。映画で犬と共演した経験もあるので、動物の扱いには慣れていますよ。広末さんはシングルマザーの役ですが、実生活では子どもがいますので、息子役の矢村央希くんの接し方もうまいですね。
撮影の合間に学校やゲームの話をして和やかな雰囲気を作っています。相葉クンも積極的に話しかけていて、アッチ向いてホイで遊ぶことも。嵐が出ている『パズドラ』のCMを矢村くんが好きだと知り、相葉くんも一緒に踊って遊んでいます」(前出・制作会社スタッフ)
相葉と広末は、あらぬ誤解を招いてしまった場面も。
「相葉クンが広末さんをおんぶして坂道を上るシーンがあったんです。撮影中に坂に面した家の住民がたまたま出てきて“見てはいけないものを見てしまった……”というビックリ顔で家の中に戻っていきました。これには現場も大笑い。周囲にスタッフがいなかったから撮影だとわからなかったみたいです」(前出・テレビ局関係者)
本物のカップルに見えるほど2人が役に入り込んでいたということ?