性別・年齢問わず、変幻自在な有名人ものまねがウケ、最近、バラエティー番組やイベントなどに出ずっぱりのガリットチュウ・福島善成(41)。
「昨年、SNSで船越英一郎さんのものまね写真を公開したところ、ネットニュースで取り上げてもらえて。そしたら、その1週間後に船越さんのすったもんだが起こりまして……(笑)。そして、その後に公開したダレノガレ明美さんのものまねもニュースになったので、ラッキーでしかないですね」
多くのものまねレパートリーがあるが、船越&ダレノガレは“鉄板”だとか。
「この2人には感謝しかないです。最近、沢田研二さんに挑戦したのですが、そこはそっくり度よりスピードを評価してほしい(笑)。自分のツボに入ったものは、とりあえず挑戦してみるので、似てるポイントは見ている方に探していただければ!」
そんな彼が、有名人ものまねと並行して行っている、クラスや街中にいそうな人物を演じる“哀愁ものまね”をまとめた本が発売に。総勢140人以上を演じきった。
「撮影は丸3日間で、1日40メイクはしていましたね。途中、着替えをしすぎて“着替えずハイ”になったほど(笑)。お話をいただいてからの半年は、空いている時間はすべてこの本の打ち合わせに費やしたので、売れてほしい!」
実は印税が入ったら、やりたいことがあるんだとか。
「20年間売れていなかったので、妻をずっと新婚旅行に連れていけなかったんです。だからこの印税で、新婚旅行に行きたいですね」
ちなみに相方(熊谷岳大)はブレイクについて、どんな反応を?
「営業が増えたので喜んでいますが、『アメトーーク!』の向上心ない芸人でも話していたように、今後はナレーターと俳優に挑戦したいらしく。結成20周年記念ライブも考えていたのですが、保留になっているところです(笑)」
Q.ものまねしている有名人で、共演してみたい人は?
「ジョージ・ルーカス監督。ジョージ・ルーカスが主役で、僕がその様子を監督している……という記者会見をしてみたい(笑)。来日する際は、オファーお願いします!」
<書籍情報>
『哀愁 ガリットチュウ福島のモノマネ人生劇場』1200円+税。
ヨシモトブックスより11月1日発売。