「ひと言で言うなら、生き切った感じ。役と同化して、あまりにも多くの死を見てきたので、死の恐怖もなくやっと自分の番が来た、とすがすがしかった」
10月29日にクランクアップした大河ドラマ『西郷どん』。西郷隆盛を演じる主演の鈴木亮平は、クランクアップ会見で、冒頭のように最期を演じた場面について語った。
中指を立てながら
「大久保利通を演じる瑛太さんらと、当初は方言に苦労したようですが、現在は明治編に突入。現場の雰囲気もいいままに、物語は佳境を迎えます」(テレビ誌ライター)
会見が行われた翌日、都内にある高級ホテルでは打ち上げが行われ、豪華なメンバーが一堂に会した。
「西田敏行さんや黒木華さん、塚地武雅さんや北川景子さんらがホテルのロビーに姿を現すと、居合わせた一般のお客さんは騒然としていましたね」(会の参加者)
2次会も近くのレストランで行われたが、この日はハロウィンの前日。お酒が入ると、閑静な住宅街にあるこのお店の前でもフィーバーは起こった。
「青木崇高さんと北村有起哉さんが仮装姿で店を出てきた際、NHKのスタッフが張り込みをしているカメラマンたちに気がついて中指を立てながら、“記者がいる”と説明したようなんです。
2人は威嚇(いかく)するスタッフとは対照的に、楽しそうに手に持ったステッキのようなものを振り回して、カメラに向かってポーズを決めているようでしたよ(笑)」(目撃した女性)
その後、一行は少し離れた個室ダイニングへと移動。二階堂ふみらは3次会まで参加し、朝まで宴は続いたのだった――。