11月23日にモデルのKoki,が出演する、大塚製薬『ボディメンテ』のCM第2弾がオンエアされた。これを受けて、各メディアがこぞって彼女のコメントや撮影秘話を盛り込んで報じたのだった。
5月にファッション誌の表紙を飾ってからは連日のように、仕事はもちろん、SNSなどを通してわかるプライベートまでもがニュースになっている。
《Koki,さん、私生活のことまでずっとニュースになってるから、たまに国宝か何かなのかな? と思うことがあります》
《毎日がニュースって本人のメンタル的には大丈夫なのだろうかと心配になります。勝手に》
そんな状況に11月16日、元アイドルの最上もがが、こう触れたのだった(*現在、該当ツイートは削除されている)。
異常なほど反応される“木村一家”
「たしかにKoki,をニュースにする反響は大きいのですが、“親の七光り”を代表するように批判が多いのも事実で、SNSなどネットは“荒れ放題”です。彼女のもとにも良き悪きは届いているでしょうし、最上さんが危惧したように15歳の“メンタル”が心配されます」(ワイドショースタッフ)
プライベートを追われるのは芸能人の宿命だが、インスタグラムにアップした画像までもが意志に関係なくニュースになる。Koki,のソレは異常なほど。そのたびに毎回叩かれるとあっては、普通なら落ち込み、ショックで立ち直れなくなってもおかしくはない。
同じく、SMAPの独立、解散騒動以降、ことあるごとにネットで批判されているのが父・木村拓哉だ。
「朝起きて、木村さんがまずすることは、ネットニュースをチェックすることだと言います。その中には自身のことを書かれているものもありますから、おのずと批判も目にしていることでしょう。それこそ“エゴサーチ”もしているかもしれません。
そんな彼は、雑誌インタビューで“負けたくないもの”を問われて、“ネットですかね”と答えていました。“羅列し放題”と表現していましたが、“どこの誰かが好き勝手に物言うネットに負けたくない”という意味に捉えられます。裏を返せば、常に気にしているともとれますが」(芸能プロ関係者)
そしてインスタに日常を載せ続けては、やはり批判の矛先になっている母・工藤静香。
「それでも日々の料理やライフスタイル、先日は“ドヤ顔”で歌う歌唱動画をアップするなど、まったく気にも留めていない様子です。そもそも彼女は結婚時に、比べ物にならないくらいの批判を浴びせられた身ですからね」(芸能レポーター)
’00年12月、人気絶頂にあった木村と結婚した静香。しかも妊娠4か月の“デキ婚”は、彼のファンはもとより全国の女性を敵にしたのだった。
「もちろん現在のSNSのようなツールがなかった時代。彼女の周囲には苦情や批判、中には脅迫まがいの電話や手紙などが連日、寄せられたと言います。結婚、出産後、表舞台に出ない時期が続きましたが、木村のイメージを守るとともに、幼い娘たちに危害が及ぶのを心配しての事だったとも。
彼女にしてみれば、今のネットの批判なんてあってないようなものではないですか? まあ、インスタに寄せられた批判に自ら応えたり、『週刊文春』の“炎上”指摘に反論したり、負けず嫌いなのは間違いないですが」(同・芸能レポーター)
そんな“メンタルモンスター”の背中を見て育っただけに、Koki,もまた強靭なメンタルを受け継いでいるのだろう。
「露出も含めて、静香が“プロデュース”に多分に関わっていることは間違いないでしょう。 “ネットの批判くらいでつぶれるのなら夢など叶いっこない”と、芸能界の酸いも甘いも知り尽くす大先輩として厳しさを教えているのかも。おぜん立てはできても結局、この先を生き残れるかは本人の努力と気持ちですからね」(同・芸能レポーター)
そもそも木村と静香の娘というだけで、相当なプレッシャーを背負っているはず。Koki,のメンタルは一般では計り知れないということか。