雄大な日本海を望む新潟・山形・秋田をJR『きらきらうえつ号』に乗って、地元の美味しい食・美しい景色を存分に味わってみませんか? 今回は、3県10市町村をめぐる旅から見えた“日本海の魅力”をどど~んとご紹介します!
JR『きらきらうえつ号』って?
新潟、山形、秋田の3県にまたがって走行する『きらきらうえつ号』は、車両に展望スペースやラウンジが設けられ、日本海を優雅に堪能しながら旅ができる、夢のような電車なんです! 大きな車窓から四季折々で変化する日本海は、何度見ても楽しめます
■JR東日本『きらきらうえつ』(http://www.jrniigata.co.jp/train/kirakirauetsu/)
見上げればサケ! サケ! サケ!
『千年鮭 井筒屋』
新潟県村上市にある、創業392年の歴史を誇る『千年鮭 きっかわ』の塩引鮭などが食べられる鮭料理専門店『井筒屋』。村上には100種類以上の鮭料理法があるんだとか! その中でもおすすめなのは、3週間吊るして熟成させた“塩引鮭”。
住所:新潟県村上市小町1-12
獲れたて×出来たて
『道の駅 鳥海ふらっと』
山形県遊佐町にある道の駅『ふらっと』には、焼きたて・揚げたての海鮮がズラリ! 買ったお惣菜を、同じ建物内にある食堂で“ご飯セット”(ご飯、味噌汁、お漬物で300円)と食べれば、自分好みの食事があっという間に完成
住所:山形県飽海郡遊佐町菅里菅野308-1
いくら飲んでも飲みつくせない!
『酒まつり』
山形県酒田市で行われた『酒まつり』には、山形県内全酒蔵の66種類の酒が大集結。なんと1000円のチケットで約3合分飲み放題と、超お得! 今回の『酒まつり』以外にも、山形県各地でほぼ毎月のように日本酒のイベントがあるので要チェック。
温泉からの眺めも最高です!
『湯野浜温泉 亀や』
山形県鶴岡市の老舗旅館『湯野浜温泉 亀や』では、日本海の幸をふんだんに味わえるお食事が! 食後には、日本海を望む温泉でゆったり浸かるのもおつです。
住所:山形県鶴岡市湯野浜1-5-50
生きるレジェンド
『ケルン』
日本最高齢のバーテンダー・井山計一(92)さんが営む『ケルン』。井山さんは、カクテル“雪国”の生みの親で、バーテンダーの世界では伝説的存在なんです! 1月より井山さん主人公の映画も公開予定。
住所:山形県酒田市中町2-4-20
四季折々楽しめる
『山居倉庫』
山形県酒田市にある、1893年に建てられた現役の米保管倉庫。ズラリと倉庫が並んだ圧巻の風景と、四季折々で変化するケヤキ並木を楽しみに、多くの観光客が訪れる。
住所:山形県酒田市山居町1-1-20
地元の人に愛される
『古民家カフェ わだや』
山形県遊佐町の古民家をDIYで大改造したカフェ『わだや』。1階はカフェスペース、2階がイベントスペースとなっており、さまざまなイベントがめじろ押し。人気メニューは、大きくて具たっぷりの“おやき”。おなかも心もほっこりしちゃう♪
住所:山形県飽海郡遊佐町吉出字和田3-5
ヘルシーで女性人気も上昇中
『羽黒山斎館』
山形県鶴岡市の羽黒山にある参篭所『斎館』では、旬の山の幸などを使った精進料理がいただける。季節によってメニューが変わり、あの松尾芭蕉もここで精進料理を食したんだとか。
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向
自然を肌で感じながら
『最上川舟くだり』
山形県戸沢村では、最上川の舟くだりを楽しめます♪ 船頭さんの見どころ案内や生歌を聞きながら、風を感じて最上川の風景を堪能。
住所:山形県最上郡戸沢村大字古口86-1
もともとは水の中……!?
『象潟 九十九島』
秋田県にかほ市の鳥海山ふもとに点在する小さな山々。実はここ、松尾芭蕉が訪れた頃は、潟湖に100を超える島々が浮かび、松島と称された景勝地。今は、陸の松島と呼ばれている。
住所:秋田県にかほ市象潟町字塩焼島
日本にはたった9つ!
『国宝羽黒山 五重塔』
山形県鶴岡市にある国宝指定された五重塔。国宝指定されている塔は、たった9つのうちの1つ。現在の塔は約600年前に建立されたもの。自然の中にそびえ立つ神々しさに息を飲む。羽黒山には山伏がいて、案内もしてくれる。
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
<撮影/山田智絵>
<取材協力/日本海きらきら羽越観光圏(http://kirakirauetsutabi.net/)>