「この度、花田優一は離婚致しましたことをご報告申し上げます。関係者各位の皆様、応援頂いております皆様にご迷惑おかけしてしまい大変申し訳ございません。未熟者ではございますが、今後とも精進して参りますのでご教授いただければ幸いです」
元貴乃花部屋の親方だった父、花田光司(46)と母、河野景子(54)の長男であり、靴職人でありタレントの花田優一(23)が、ホームページ上で自ら離婚の報告をした。離婚日や理由などの詳細は明かされていない。
離婚理由のトドメ
「親方の引退から相撲部屋の消滅、両親の離婚もありました。そして自身の不倫騒動以上に、靴を買った客から“靴が届かない”とクレームが殺到しているようです。
職業である靴職人としての資質を問われ、悪いニュースの流れを変えるために、今まで濁してきた離婚を発表して、イメージの矛先を変えたかったのかもしれません」(スポーツ紙記者)
これで花田家は、故・二子山親方、貴乃花、優一と3世代にわたって離婚するという、珍しい事態にもなった。
この一年間、凄まじい騒動が連日のように起きていた元貴乃花部屋。昨年10月から始まったゴタゴタはまず、貴ノ岩関の暴行被害事件が発端だった。
今年の1月には貴乃花親方が理事を解任され、2月、理事選に落選。3月に貴乃花親方が内閣府に告発状を提出。そして貴公俊の付き人暴行事件があり、9月に親方が引退会見。10月に部屋が消滅し、この月の25日に親方と景子夫人が離婚。
11月に元弟子の貴景勝が九州場所で初優勝し、12月には貴ノ岩が今度は加害者になるという騒動が起きた。
花田優一も部屋の問題とは別に、何かと騒動を起こしてきた一人でもある。
「離婚理由は、不倫やマザコンなどいろいろといわれていますが、テレビで嫁を“コイツ”と言い、妹たちと一緒に入浴したりキスするなど、異様な兄妹の関係性ですよね。さらにトドメは、浮気で女性の自宅に一泊する姿を報じられたことが深く影響しているようです」(元後援会関係者)
肝心の本業だが、3年の修行のみで靴職人だと自称している優一が、靴のオーダーでトラブルになってお客が離れているようだ。
前金は取るが、納期に間に合わないなど、評判はガタ落ち。父の元貴乃花親方は「テレビなんか出てる場合じゃない」と呆れているが、所属していた芸能事務所からも解雇。
靴職人としての未熟な腕も明らかになってしまった今、妻にも見捨てられ、切れた凧のような優一を支えているのはもちろん母親である景子さんだ。
「景子さんも収入の確保に必死です。離婚前に設立していた個人事務所に優一くんを所属させ、今後は一緒に活動していく計画もあるようです。でも、稼ぎもないのに新車を景子さんに買ってもらえるあたりは、親子そろって懲りてないのかもしれません」(前出・元後援会関係者)
優一と景子さんの2019年は、一体どんな年になるのやら。
<取材・文/宮崎浩>