↑目指すは茨城観光大使の座!? 『IBARAKI sense』の原田店長(写真中央)を囲むThinking Dogs。
 映画『あの頃、君を追いかけた』(山田裕貴・齋藤飛鳥出演)の主題歌『言えなかったこと』が好評なJ-POPロックバンド・Thinking Dogs。一軒家で共同生活中の男子4人、今回は3人のメンバーの出身地である『茨城県』にフォーカスします!

◆Thinking Dogsとは…
 2015年『世界は終わらない』でメジャーデビューした、TSUBASA(ボーカル)、大輝(ドラム)、Jun(ギター)、わちゅ~(ベース)の男子4人によるJ-POPロックバンド。メンバー全員同じ家に住み、共同生活は4年目に突入。平均年齢28歳。
 4人が暮らす4LDKの一軒家『わんわんハウス』。閑静な住宅街にあり、町内会もあれば掃除当番や回覧板も回ってくる。「男子4人、それもバンドマン」という入居者を許してくれる家があまりなく、部屋探しは難航したとのこと。1階はわちゅ~の部屋とキッチン、リビング、トイレが、2階にはTSUBASA、大輝、Junの部屋とバス・トイレがある。

いいとこたくさん茨城県♪

 民間調査会社のブランド総合研究所が発表した『都道府県魅力度ランキング』で6年連続最下位(!)となってしまった茨城県。

 でもちょっと待って! それは単に茨城の魅力を知らないだけ。

 今回はメンバー4人中3人が茨城出身のThinking Dogsが、故郷のよさをアピールするべく、茨城県のアンテナショップ『IBARAKI sense』(東京・銀座)を訪問。茨城トークとともに、絶品グルメや名産品を紹介しますっ!!

↑左から水戸市出身のわちゅ~くん&TSUBASAくん、取手市出身の大輝くん、静岡県出身のJunくん

偕楽園に牛久大仏! 茨城といえばココ!!

TSUBASA「僕とわちゅ~が水戸市出身で……」

大輝「僕が取手市出身です」

Junすみません、僕だけ静岡県民です(笑)

TSUBASA「茨城の名所っていうと、やっぱり水戸の偕楽園(かいらくえん)かな。日本三大庭園のひとつで、梅まつりが有名!」

大輝「あと、牛久の大仏。めっちゃデカくて、他の大仏は座ってるのに直立してる(笑)」

わちゅ~「ひたちなか市の海浜公園では、毎年ロック・イン・ジャパン・フェスティバルをやってるね」

TSUBASA「うん。海に面した大洗とか那珂湊(なかみなと)は、魚がおいしくて人気!」

わちゅ~「大洗って、星もきれいに見えるよね」

TSUBASA「それと袋田の滝! 近くには高さ100メートルからバンジーができる竜神大吊橋もあるし……って、こうしてみると、いいとこいっぱいあるじゃん(笑)」

三浦春馬や渡辺直美を輩出!

Jun「茨城出身の有名人って、どんな人がいるの?」

TSUBASA「俳優の三浦春馬さんとか、ピース綾部さんとか……」

大輝「あと渡辺直美さん、永作博美さん、栗山千明さん」

わちゅ~「米米CLUBの石井竜也さんもだよ!」

Jun「へぇ! すごい方ばっかり。ここにぜひ“Thinking Dogs”も加えたいね

 茨城にはステキな人とステキな名所がいっぱいなんだ! ということで、いざ入店!!

茨城の激ウマ菓子・吉原殿中
↑水戸銘菓・吉原殿中! TSUBASAくんは手に持っているタイプがおなじみだったそう。550円~。

 IBARAKI senseには、納豆からお菓子、地酒、山海の幸、工芸品まで茨城の名産品がズラリ。そんななか、TSUBASAくんとわちゅ~くんは“吉原殿中”に注目!

TSUBASA「あ、殿中! これめっちゃおいしいの!!」

わちゅ~「そうそう! ちょっと雷おこしっぽいよね。もち米でできたあられが棒状になってて、きなこがまぶしてあって」

TSUBASA「それがオブラートで巻いてある! 噛むと不思議な食感なんだよね。サクッとして、でもやわらかくて。水戸銘菓だし、お菓子のおみやげならコレおすすめです!」

 吉原殿中は、「江戸時代、水戸藩九代藩主・徳川斉昭の世に奥女中の“吉原”が、残ったごはん粒を乾燥させ、焼いてきなこをまぶして作ったものが始まり」と言われているそう(※ウィキペディアより)。やさしい甘さでお茶うけにピッタリ!!

 いっぽう大輝くんとJunくんは、納豆コーナーにくぎづけ! リーズナブルなものから高級品まで、あらゆるバリエーションがそろいます。

茨城といえば、納豆!「いろんな種類がありますよ」と店長さん。そぼろ納豆216円

大輝「“そぼろ納豆”いい! これ、糸を引かないからご飯にパラパラかけられるやつ!」

Jun「大粒がいいとか小粒がいいとか、好みで納豆を選べるんだね」

 まだ見ぬ納豆との出会いもありそう!?

わちゅ~茨城は焼き物、笠間焼も有名だよ

Jun「素朴な風合いがいいね」

上質な笠間焼もラインアップ。美しい大皿に見入るわちゅ~くんとJunくん

大輝「このどら焼、笠間栗がまるごと1個入ってるんだって!」

Junえっ、気前がいいね!

和スイーツにもぬかりなし。好評の“茨城栗どら焼”はひとつ270円

TSUBASA茨城県民にとっては、“コタツでみかん”より“コタツでほしいも”だよね!

わちゅ~「そうそう」

TSUBASA「どの家も、段ボール単位で“ほしいも”を買う(笑)。それくらい欠かせないおやつです!」

“ほしいも”は茨城県民のソウルフード!?  大人気の『西野さんのほしいも』(756円)

お待ちかね! 茨城グルメをいただきます!!

店内奥の“BARA dining”では、茨城の美味を味わえます

 今回いただくのはコチラ!

IBARAKIごちそう膳(2500円)
奥久慈卵の茶わん蒸し、茨城沖より鯛のゴマダレ漬け、茨城野菜とそばの実のサラダ、ローズポークのポワレ、あじわい鶏の香味フリット、茨城魚介の一口ブイヤベース、常陸乃梅干と無添加漬物、ごはん(ふくまる)、汁椀、デザート。
あんこうと茨城野菜の小鍋仕立て(1800円)
あんこう小鍋、味わい鶏の香味焼き、奥久慈卵の茶わん蒸し、常陸乃梅干と無添加漬物、ごはん(ふくまる)

TSUBASAあんこう、もちっ! ぷりっ! としてておいしい!

Jun「僕、初めて食べました! うまい! ゼラチン質なんだけど、歯ごたえもあってプリップリ!」

TSUBASA「この鶏、七味が効いてていい香り! 外側はパリッとしてて、かむとやわらかな弾力がある!」

「まずは、あんこうの小鍋から……!」と、TSUBASAくん&わちゅ~くん

わちゅ~「おいしいよね。口の中で香ばしさが広がる!」

TSUBASA「茶碗蒸しのお出汁もすごい。甘みがあって、卵とろとろ!」

大輝「ダシすごいね! ご飯がどんどん進んじゃう!」

Jun「あ~ブイヤベース、たまらない! 家で食べられない味です、コレ」

「うん、おいしい!」バラエティ豊かな食材に感激の大輝くん&Junくん

大輝「ローストポークうまーい!! お米も、ほんとおいしいよね!」

TSUBASA「それと梅干し! すっぱさが、ふわっとちょうどよくて……茨城の自然を感じる。偕楽園を思い出すね!」

わちゅ~「鯛のゴマダレ漬けも舌ざわりなめらか」

TSUBASA「このデザートもいただきます! これは、パンプキンのパウンドケーキかな? これまたおいしい~」

さらに、苺と栗のパフェでシメ!!
茨城産 苺のパフェ(1600円)
茨城産の苺“いばらキッス”の実と茨城産苺のコンフィチュールが入った贅沢なパフェ。濃厚なソフトクリームのミルクも、もちろん茨城産。
茨城産笠間マロンとカシスのパフェ(1600円) ※期間限定メニュー(今は苺パフェ)
祖師谷大蔵「リムヴェール・パティスリー・カフェ」のシェフパティシエ高山浩二氏監修。茨城産、笠間の栗を使用した濃厚なクリームに渋皮煮と、栗づくしのパフェ。

大輝“いばらキッス”って、茨城産の苺なんだって

Jun「甘ずっぱくておいしい!!」

TSUBASA「こっちの笠間栗もね、ホクホクしてて最高!」

わちゅ~「そもそも、クリームがおいしいよね……!」

ラブラブな2人のスキをついて、そっと栗を取るわちゅ~くん(左側から伸びる手)!

 茨城の味をすっかり堪能したThinking Dogs。東京・銀座で茨城の食と名産を楽しめるIBARAKI senseは、ショッピングやデートにも最適なスポットです。ぜひ訪ねてみてくださいね!!

「あ~ん」(笑)

<店舗情報>
IBARAKI sense(東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1階)
ショップ・カフェ:10:30~20:00
レストラン:11:00~23:00(日・祝は~21:00)
公式サイト 
https://ibaraki-sense.com/

 次回は、メンバー全員、大好きなアレのアレの秘密に迫ります!? お楽しみに!

【Thinking Dogsからお知らせ】
◆2月9日(土)和歌山CLUB GATE
『ROOKiEZ is PUNK'D World Tour 2018-2019』
◆2月15日(金)柏Thumb Up
『〜KASHIWA Culture MUSIC #11〜アフターバレンタイン〜』
◆2月16日(土)郡山CLUB#9
『ROOKiEZ is PUNK'D World Tour 2018-2019』
◆2月22日(金)滋賀石山U★STONE
『ROOKiEZ is PUNK'D World Tour 2018-2019』
詳細は公式サイト http://www.thinkingdogs.jp/live/

◆連載と連動したTwitterでは、取材こぼれ話や秘蔵写真を楽しめます。ぜひフォローしてくださいね!
@sjprime_TD

<撮影/山田智絵、構成/Office Victorianjet>