活動休止会見時の櫻井翔

 嵐の「活動休止」は衝撃的な発表だった。一方で、ファンに希望を与える言葉も。

「会見翌日の日本テレビ系ニュース番組『news zero』に出演した櫻井さんが、有働由美子さんから嵐の今後を聞かれると、“復活はあります”と力強く明言しました」(テレビ局関係者)

 それもそのはず。櫻井の言葉は、どうやら単なるリップサービスではないらしいのだ。実は、水面下では嵐の復活計画の青写真がすでに描かれているという。

「大野クンの胸中は、キャンディーズが“普通の女の子に戻りたい”と言ったのと同じ。ただ、日本にいても一般人にはなれないので、海外留学という選択肢も考えられます。それでも、しばらくすれば、戻ってくるでしょう。

 “特定の期間を休んだら必ず復帰する”という取り決めになっていると思いますよ。嵐がなくなってしまうことがどれだけマイナスになるのか、本人もわかっているでしょうからね」(芸能プロダクション関係者)

 大野の望みは、しばらくアイドルを離れることなのだ。

「今回の決定は、本当に彼が休みたいから。大野クンはいい意味でアーティスト。何からも束縛されずのんびりとしたいんです。ほかのメンバーが彼のことを理解して、それならリセットしろよと受け止めたのでしょう。ただし、そこには“必ず戻ってくる”という約束も織り込みずみなんです」(同・芸能プロ関係者)

想定される新しい展開

 彼らはいったん、嵐を離れることで、これまでとは違った活動もできるようになる。

「派生ユニットを結成してCDを出すということは大いにあるでしょう。KAT-TUNの亀梨和也さんや山下智久さん、NEWSのメンバーとは関係性も深いですから。そこに、“タッキーがプロデュース”なんて付加価値もつければ、話題性もバッチリですからね」(レコード会社関係者)

 デビューから20年を迎えればマンネリ化は避けられない。そこで、活動休止は絶好のカンフル剤になるのだ。

活動休止からの復活となれば長いジャニーズ史で見ても伝説になりますよ。復活後のコンサートにはファンが殺到するでしょうし、その後の活動も順調に進むでしょう。

 休止期間は2年~3年ほどだと思いますが、その期間に稼げるはずだった売り上げは'20年までに先取りするつもりでしょうね」(前出・芸能プロ関係者)

 休止までは、これまで以上に注目が集まる。

「'20年の嵐ラストイヤーには、ジャニー社長念願の東京五輪のセレモニー、新国立競技場のこけら落とし公演などがすでに候補として挙がっています。'19年の年末までドームツアーがありますが、'20年にも追加公演はあると思いますよ」(コンサートスタッフ)

 どんな仕事をするにしても、常に自分たちを応援してくれるファンへの“On‌e Lo‌v‌e”な思いがある。

嵐も事務所も“ファンファースト”を強く意識しています。活動休止までの約2年間でファンに恩返しすることを最優先に考えるでしょうね」(同・コンサートスタッフ)

 最後まで全力で走り続けた後は充電期間に入る。しかし数年後にはまた5人そろって多くの人を“感謝カンゲキ”させてくれることだろう!