ソンモ 撮影/坂本利幸

 もともと所属していたダンスボーカルグループ超新星がSUPERNOVAへと改名後、しばらくはソロプロジェクトを中心に活動することを発表したソンモ(31)が、3年ぶりのミニアルバム『セレナーデ』をリリース。

 発売前日に開催された記念イベントは、収録曲の『A step』からスタート。ソンモの優しい歌声に包まれている会場へ向け、

「今日は会いに来てくれてありがとうございます」

 と、挨拶すると拍手が起こる。

 制作秘話を語ったトークコーナーでは、自身も作詞した『A step』『ひだまり』の作業で長居してしまったカフェの社長に謝らなくちゃと、茶目っ気たっぷりに話し、会場を沸かせる。さらに、今作に自信があるようで、

「いろいろとあって準備を始めたのはクリスマスくらい。自分が聴かせたい曲が入っていて、いつもより完成度が高いアルバムになったと思います

 イベント後の囲み取材で「迷ったことも、悩んだこともあるが、ひとりじゃないということをいちばん感じられた」と、応援してくれるファンへの思いを語ったソンモ。今後、どんな姿を見せてくれるかは、

「昨年から“がっかりしている”とか、いろいろなことを言われ、悲しかったときもたくさんありました。でも、『セレナーデ』に入っている曲の歌詞の内容のように、みなさんと一歩ずつ、ゆっくりでもいいから、歩いていきたいと思っています」