昨年いっぱいでデビュー以来、30年所属していた芸能プロを退社した吉田栄作。それから2か月が過ぎても、消息は聞こえてこない。
「最後のブログでは、すでに収録ずみのドラマと映画の告知をして《近い将来また新たに、私の活動をお知らせするSNS等を立ち上げる》と書いていたのですが、まだ始まっていないようです」(スポーツ紙記者)
同ブログには《今年は自分にとって起承転結の「転」の年》とも記しており、芸能活動には意欲を示していた。
「栄作さんは1月23日に個人事務所を設立しました。自らの芸能活動だけでなく、アパレル、ネット通販、飲食、ジム運営などの事業にも手をのばそうと考えているみたいですよ」(芸能プロ関係者)
'15年に平子理沙と離婚し、昨年は内山理名との熱愛報道もあった。公私両面で心機一転の気持ちなのだろう。50歳となり、行きつけの寿司店で誕生会を開いていた。
「誕生日は1月3日ですが、彼がインフルエンザだったので2月下旬に開催しました。30人以上集まって大盛り上がりでしたよ。そのときは来ませんでしたが、内山さんは昨年の初夏に一緒にいらっしゃいました」(寿司店の店員)
送別会には豪華面々が
2月22日の金曜の夜、吉田の退社を惜しむ有志が集まって送別会が開かれた。
「中山秀征さんやネプチューンのホリケン(堀内健)さんが来ていましたね。青木さやかさんは娘さんを連れて来ていました。ホンジャマカの石塚英彦さんはジーンズに半袖の白Tシャツ一丁。
かつて栄作さんのトレードマークだったスタイルです。ごていねいに、背中には油性ペンで“吉田栄作”と書いてありましたよ(笑)。3次会までやって、終わったのは深夜3時を過ぎていました」(テレビ局関係者)
会は盛況だったようだが、一世を風靡したイケメン俳優としてはちょっと寂しい気も。
「19歳でデビューしてすぐにドラマで主演、ヒット曲も出しました。抱かれたい男ナンバーワンになり、トレンディードラマのトップだった人です。近ごろは主役を演じることはありませんが……。'91年に放送されたフジテレビ系ドラマ『もう誰も愛さない』で演じた運命に翻弄される役が、実人生と重なります」(テレビ誌ライター)
吉田は'95年に芸能活動を休止し、アメリカで役者修業。
「30歳で日本に帰ってきましたが、トレンディードラマは下火になっていました。役者としての活動より、日本テレビ系で深夜から昇格してゴールデンタイムでも放送していた『マネーの虎』での司会のほうが印象に残っています」(前出・テレビ誌ライター)
ただ、アメリカは肌に合ったようで、吉田は今も毎年のようにロサンゼルスへ。
「アメリカでの活動はあきらめていませんよ。個人事務所になったことで、自由度は高くなります。今は何もしていないのではなくて、アメリカを視野に入れて構想を練っているのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)
束縛がなくなったことで、新たな挑戦の条件が整った。
「彼は暇さえあればトレーニングをやっていますね。50歳になっても引き締まった身体をしています。ストイックで、自分に厳しい人ですよ」(前出・芸能プロ関係者)
日本を飛び出しアメリカで“虎”になるのだろうか。