土屋太鳳、志尊淳 撮影/伊藤和幸

土屋「昨年、バラエティー番組で一緒になったことはあったんですが、こうやって作品で志尊くんと共演するのは初めてなんです」

志尊「周りのみんながつながっていたから、今まで共演したことがないのが不思議なくらいだよね(笑)。しかも僕たち、年齢も同じで誕生日も近いんですよ

 同い年の24歳、土屋太鳳と志尊淳。爽やかな笑顔を見せるフレッシュな2人が映画『バンブルビー』の日本語版吹き替え声優で初共演!

 声優の仕事は映画『フェリシーと夢のトウシューズ』以来2回目となる土屋。一方で、志尊にとって吹き替えは初体験。

志尊昔から自分の声がコンプレックスだったので、オファーをいただいたときはビックリしました。呼吸のテンポやリズム、息継ぎのタイミングを人に合わせながら言葉を発したことがなかったので難しいところもありましたが、楽しくやることができました」

 本作のタイトルでもある“バンブルビー”とは、『トランスフォーマー』シリーズの人気キャラ。ドジで寂しがり屋な反面、優しい心を持っていて誰よりも勇敢……そんなバンブルビーと心を通わす主人公、チャーリーの声を演じた土屋は、彼はまさに“理想の男性像”と明かす。

土屋可愛らしいところもありながら、大切な人を全力で守ろうとするところがすごく好きです。たまにキューンとか鳴いたりするところが、また愛おしくて」

 その魅力は、男性視線でも?

志尊「もちろん! めちゃくちゃ頼りがいがありません? (自身が声を演じた)メモもチャーリーに思いを寄せているのに、あそこまで男を見せられたら立場ないです(笑)。可愛いというより勇ましい。武士みたいですね

土屋「(驚いた表情で)……!!」

志尊「どうしたの?」

土屋私、今までずっとタイプの男性について“武士みたいな人”って言ってきたんです。今リンクしてビックリした~!」

志尊すごい。知らなかった! 意外なところで、つながったね(笑)」

10代から活躍し続ける2人にとっての“今”

志尊「20代半ばにさしかかり、最近、ふと自分の人生や仕事について考えることがあるんです。同年代の役者仲間からはもちろんですが、僕とは全然違う仕事をしている人たちからも刺激を受ける機会が増えまして。これから自分はどうなりたいのか考えつつ、自分のやるべきことを精いっぱいやっていきたいです

土屋「20代になって何か変わったというよりも、変わらないといけないなと感じています。すごく今の時期が大事。仕事もそうだけど、まずは人としてしっかり成長していかなきゃいけないなと。そのためには新しいことを始めたり、何かを変えていく努力をしていきたいです」

僕たち、私たちこう見えて……

土屋「私、家族や仲のいい友達の前では普通にはしゃいだりもするし、ふざけたりもするんです。だから舞台挨拶とかでちゃんと話している様子がテレビで流れたりすると、家族からはよく“イメージと違う。太鳳はもうちょっとうるさい”って言われますね(笑)

志尊僕はすごくフェミニンに思われがち。フワフワしていて、背も低かったり思われるんですが、実際会った人からは“カワイイ系じゃないじゃん!”ってイジられることが多いですね(笑)。内面も意外と男っぽいんです。なんでそう思われるんだろう?」

映画『バンブルビー』
映画『バンブルビー』
3月21日(木・祝)より先行上映
孤独な少女、チャーリー(土屋太鳳)が出会った地球外生命体=バンブルビー。隣人のメモ(志尊淳)も巻き込み友情を育んでいくが、その出会いが世界の運命を大きく変えることになり――。『トランスフォーマー』シリーズの愛されキャラ・バンブルビーのこれまで語られることのなかった秘密が明らかに!
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