現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に、'64年の東京五輪招致で大役を果たす人物役で出演。また、3月10日に幕を閉じた5大ドームツアーも全会場のチケットが即完売、33万人の動員を記録するなど、俳優に歌手に大活躍の星野源。
「3月7日には、『スペースシャワーTV』が主催するアワードで最優秀アーティスト賞など4つの賞を受賞。昨年12月に発売した最新アルバム『POP VIRUS』は最優秀アルバム賞に選ばれました」(音楽ライター)
昨年の日本ゴールドディスク大賞では『ベスト5アルバム』にも選ばれた同作。3月27日には、'15年発売の前作アルバム『YELLOW DANCER』とともにアナログレコード盤もリリースするのだが……。
「星野さん自身が大変なアナログレコード好きということもあり、以前から一部の作品はレコード盤でもリリースしていました。しかし、レコード作品はCDに比べて枚数を刷らないために即、完売し、また転売業者によって高値で取引され、本当に欲しい人に届きづらかったという事情がありました」(音楽関係者)
現場から不安の声が出るワケ
レコード盤発売について星野は、2月13日放送の『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で次のように話していた。
「一部では予約がいっぱいで売り切れましたってなってるらしいんですけど、来月に入ったりとかしたら復活するところもあるので、焦らずに、ぜひ定価で買ってくださいね。ちゃんとみなさんに行き渡るような枚数を刷れると思いますので」
これらはファンを思いやる星野の素晴らしい配慮なのだが、“現場”からは違った声も上がっているとか……。
「これまでのレコード出荷枚数は数千枚レベルでしたが、今回は1万枚ほど刷っているそうです。制作関係者からは“こんなに刷って大丈夫かな……”“でも、本人がラジオで言ってしまったし”という声が聞こえてきます。確かに、すでにCDで持っているファンが多く、またレコードプレーヤー自体を持っている人が今や少ないですからね」(前出・音楽関係者)
大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌『恋』も収録されている本作。出荷枚数の壁を超えてゆけるか。