(左から)堤真一、椎名桔平、唐沢寿明

 すっかり世間に定着した“パパ活”という言葉。一般的には、デートや食事を一緒にするかわりに、経済的な援助をしてくれる年上の男性を探す行為のことをさします。

 多くの女性にとっては現実的ではないでしょうし、仮に興味があったとしても「相手は誰でもいい」というわけではありませんよね。そこで、パパ活するならどんな芸能人が理想? 20代〜30代の女性200人にアンケートしました(協力:アイリサーチ)。

顔よりキャラが大事?
理想のパパ活相手とは

■理想のパパ活相手ランキングTOP20
(編集部が選んだ50代の既婚俳優27人から複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出)

1位 椎名桔平(54) 92pt
2位 堤真一(54) 84pt
3位 唐沢寿明(55) 65pt
3位 仲村トオル(53) 65pt
5位 阿部寛(54) 64pt
6位 哀川翔(57) 44pt
6位 高橋克典(54) 44pt
8位 遠藤憲一(57) 40pt
8位 沢村一樹(51) 40pt
10位 豊川悦司(57) 36pt
11位 江口洋介(51) 33pt
12位 本木雅弘(53) 32pt
13位 東山紀之(52) 31pt
14位 柳葉敏郎(58) 30pt
15位 上川隆也(54) 29pt
16位 佐藤浩市(58) 26pt
17位 中井貴一(57) 15pt
17位 松重豊(56) 15pt
19位 勝村政信(55) 14pt
20位 寺脇康文(57) 10pt

 イケメンおじさま俳優がズラリ! この豪華な顔ぶれの中で見事1位に輝いたのは、椎名桔平でした。クリーンで若々しい印象から、年齢不詳のイメージのある俳優ですから、その意味で「普通に恋愛対象」と考える人が多かったのかも。

 2位に堤真一、3位に唐沢寿明と続きます。この2人には「役者一辺倒」ではなく「トークも楽しい」という共通項がありそうです。また、既婚のイメージがないほうが上位にランクイン……かと思いきや、唐沢寿明の奥さんは山口智子であることはよく知られていますし、既婚であるかどうかは、さほど関係がなさそうですね。

 そして仲村トオル、阿部寛と、大物が続きます。オーラのすごそうな人ですし、1度くらいはお近づきになってみたいという気持ちもわかります。

 哀川翔や遠藤憲一など、ちょっと強面(こわもて)な俳優も上位には多いですが、あらゆるバラエティー番組で「実は可愛い」一面も見れたりします。相対的にパパ活の相手の理想は、「ビジュアルより、その人のキャラクター性が大事」という見方ができるかもしれません。

パパ活といえども、デートは
ロマンティックな時間にしたい!

 では、そんなハイスペックなパパたちと、どんなデートをしてみたいと思っているのでしょうか。そこから人気の理由も見えてくるかも?(コメントは原則的に原文のママ)

【1位 椎名桔平】
「月に1度くらい、普段行けないような素敵なところでディナーをして、一夜をともにしたい。大人の魅力を堪能したい」(35歳・神奈川県)

「レディーファーストな扱いをされて、高級レストランのディナーをサプライズで用意してくれるのが理想」(37歳・岡山県)

「モーニングやランチなど、明るい時間帯に自然に会える関係で、たまに贅沢な買い物をおねだりをしたい」(34歳・岐阜県)

「一緒にご飯を食べたり買い物をしたり、夜はホテルも行きたい」(23歳・宮城県)

【2位 堤真一】
「ときどき会う。会っている時間は堤さんだけに集中する」(38歳・鳥取県)

「別荘でお忍びデート」(23歳・兵庫県)

「焼き鳥屋デートとか!」(33歳・東京都)

「夜だけ会いに行く関係がいいかな」(25歳・福岡県)

【3位 唐沢寿明】
「楽しいことを言って笑わせてほしい」(35歳・東京都)

「なんでも相談に乗ってくれそう」(29歳・愛知県)

「唐沢さんとはプラトニックな関係がいいです」(30歳・和歌山県)

「普通に過ごせるのであれば、それだけでいい」(29歳・沖縄県)

【4位 仲村トオル】
「緊張するので、たまに2人でお茶をするだけの関係でいい」(26歳・兵庫県)

「紳士的で優しそうなので、食事や映画に行けるだけでいい」(37歳・神奈川県)

「おしゃれな街並みをお散歩したい」(25歳・愛知県)

「クールな立ち居振る舞いの仲村さんと、お酒を一緒に飲みに行きたい」(37歳・埼玉県)

【5位 阿部寛】
「ドラマ『TRICK』の仲間由紀恵さんとのコンビみたいな関係になりたい」(28歳・千葉県)

「本当のお父さんみたいに接してほしい」(39歳・和歌山県)

「おいしいご飯を一緒に食べたい」(26歳・東京都)

「一緒にいるだけでいい」(34歳・大阪府)

【6位 哀川翔】
「一緒にバーベキューをしたり、カブトムシをとりに行きたい」(34歳・東京都)

「哀川翔さんがすることに、とことん付き合う。 趣味も共有したい」(28歳・福岡県)

「普段では考えられないデートを演出してくれそう。 また、悩みや愚痴も受けとめてくれそう」(28歳・千葉県)

【6位 高橋克典】
「おうちデートをして、たくさん甘やかしてほしいです。手をつないだり、ひざに座らせてもらいながら映画を見たり、頭を撫でてもらったりしたい」(24歳・宮崎県)

「映画鑑賞など、ゆっくり部屋で過ごしたい」(29歳・埼玉県)

「ドラマ『サラリーマン金太郎』の役みたいに、スマートにエスコートしてくれそう」(35歳・埼玉県)

【8位 遠藤憲一】
「一緒にいたら楽しそうなので、食事やショッピングをしてみたいです」(28歳・神奈川県)

「たまにお食事できたら、いろいろ話を聞いてくれそうだし、おいしいお店を知ってそう」(24歳・東京都)

「ご飯をご馳走してもらい、お小遣いをもらう程度の、普通のパパ活関係を希望」(28歳・埼玉県)

【8位 沢村一樹】
「話も楽しそうなので長く一緒にいたいけど、顔が好みだから正面から見るだけでドキドキして心臓がもたなそう。月イチで、ちょっと顔を見るくらいで十分です」(31歳・宮城県)

「スマートにエスコートしてほしい」(34歳・北海道)

【10位 豊川悦司】
「土日に、贅沢なディナーやクルージング、豪華な場所でのデートをしたい。平日ではなく、土日で“非現実”を味わわせてほしい」(38歳・埼玉県)

「ただただ甘やかしてほしい!」(30歳・大阪府)

「誰にも見つからないように」といった意見もありましたが、男らしい人には包容力を求め、明るい人には楽しいトークを求めるなど、芸能人であってもパパ活の相手にはその人の個性を求めているという印象です。

 いかに“お金で結ばれた縁”がパパ活といえども、満足度の高い時間を求めていることもまた、印象的でした。

「誰もパパ活の相手として考えられない」と答えた人は52人と、わずか4人に1人。道義的に許されないとはいえ、このランキングに並んだ面々の魅力にはあらがえない……ということなのかもしれませんね。

<文/雛菊あんじ>