「もう向こうのおうちの子たちと連絡先交換した~? お父さんとお友達はね~、昔は毎日こうやって遊んでたんだよ~」
4月中旬の週末の夜、酔っぱらって気分がいいのか、地下鉄の中で隣の子どもにやたらと話しかける男性の姿が。妻らしき女性が、
「ほら、うるさいからやめなさい」
と叱っている。よ~く見ると、酔っぱらった男性は俳優の塚本高史! この日は友人の家族と一緒に食事をした帰りのようだった。
「塚本さんはお酒を呑みすぎていたようで、自分のお子さんに絡んだり、電車の中で大きな声を出したりして、奥さんに叱られていました」(目撃した男性)
“奥さんのことが異常に好き”
塚本は'96年、15歳のときに『サンミュージック新人タレントオーディション』で見事入賞して芸能界デビュー。‘02年のドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)で主人公の親友アニを演じて一躍ブレイクした後、幅広い役どころをこなし、現在も第一線で活躍している。
「私生活では、'07年に7歳年上の一般女性と結婚し、2児の父親です。奥さんとのなれそめは撮影現場にスタッフとして居合わせた彼女に塚本さんがひと目惚れ。なかなか相手にしてもらえなかったのですが、粘って粘って、ようやく交際にこぎつけたのだとか」(スポーツ紙記者)
そんな塚本は、結婚から10年以上がたった今でも、妻のことが大好きなのだという。
「‘17年4月に放送されたフジ系のバラエティー番組『ダウンタウンなう』に出演したときは“奥さんのことが異常に好き”と告白。好きすぎることを象徴するエピソードとして、妻と子どもが1週間ほど家を空けたときには、何度も吐いてしまうぐらい体調不良に陥ったという話をしていました。電話をして彼女の声を聞いた途端に体調不良がケロリと治ったそうでほかのこれには、出演者も驚きを隠せませんでした」(テレビ誌ライター)
この日も、自分の子どもより電車で騒いでしまう夫を、優しくなだめる妻の姿が周りの乗客の目を引いた。
「塚本さんが何か話そうとするとすかさず奥さんが“ごめん、うるさくしないで”と注意していました。まるで子どもと話しているみたいでしたね。電車の中だったので目立たないようにマスクをしていたのですが、息苦しかったのかマスクを外してしまった塚本さんに、奥さんがマスクを着け直してあげていました」(前出・目撃した男性)
公衆の面前で、酔っぱらってこんなに妻に甘える芸能人がいるの!?と、半分アキレ顔の乗客もお構いなし。春爛漫(らんまん)、幸せいっぱいの塚本だった。