(写真左から)中条あやみ、二階堂ふみ、川栄李奈

 主演映画『翔んで埼玉』が大ヒット中の女優、二階堂ふみ(24)。フジテレビ系で放送中の今季ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』ではKAT-TUNの亀梨和也とW主演し、注目を集めている。

 また、圧倒的スタイルでモデルとしても引っ張りだこの中条あやみ(22)は、日本テレビ系ドラマ『白衣の戦士!』で連続ドラマ初主演を果たし、話題に。

 元AKBきっての演技派・川栄李奈(24)は、テレビ朝日系『家政夫のミタゾノ』、NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)』への2本掛け持ち出演でニュースになった。

 三者三様の魅力がそろった春ドラマの若手人気女優陣について、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。

──若手女優の筆頭ともいえる二階堂さん、中条さん、川栄さんですが、みんなそれぞれの出演作では魅力いっぱいに演じ、どなたもステキです(と、3人の写真を見せる)。

顔面偏差値と活躍度は別!

高須「みんな、注目されているという自信で顔が輝いてるね! 中でも飾らない雰囲気のせいか、川栄さんの快活な雰囲気が目立ちます

──というと、川栄さんが顔面偏差値的に1位ということでしょうか?

高須顔面偏差値でいったら、違うよ! 断トツ1位はハーフの美貌で中条さん、2位は歯をセラミック矯正したかな? って感じだけど笑顔のステキな二階堂さん、3位は顔がちょっとがっしりしている川栄さんかな。でも、美女だらけの芸能界で、ナチュラルで庶民的なところが逆に目立って、川栄さんはこれからもいい役がもらえそうかも」

──美的なランキングと、人気や活躍度はまた別、ということですね。ところで、二階堂さんは10代のころから数々の映画賞を受賞し、カメレオン女優とも言われる実力派で、最近では映画『翔んで埼玉』も大ヒットを記録しており、今後も出演映画の公開が続々と控えています。

高須彼女はきれいなんだけど、笑うと目の下がり具合と口角の上がり具合が自然で、心から笑っているように見える。この自然っぽさがいいんだと思う! きれいだけどツンとしていて、作りものの笑顔っぽい美女は、芸能界にははいて捨てるほどいるからね」

──きれいで自然、となれば、向かうところ敵なしという感じです。ところで、二階堂さんは沖縄出身なんですが、いわゆる“南国美人”の特徴はどんなところでしょうか?

高須「目・鼻・口などのパーツが大きく、はっきりした顔というところでしょう。沖縄は薩摩型と言われ、彫りが深いのが特徴。長州型は逆にパーツが小ぶりで、川栄さんなどはこのタイプだね」

──なるほど。では、中条さんはイギリス人とのハーフでスタイルも抜群、モデルとしても女性から人気が高いです。美人というのもそうなんですが、“今っぽいおしゃれ顔”として評価されています。

高須おしゃれ……美容的には難しい表現だけど、顔がツンとしていて、品がいい感じだからかな? あとはやっぱり、“イギリス人”とのハーフということ! ブリティッシュ的な要素への憧れは日本人は強いですから! ファッション誌にも多数出ており、今っぽいヘアメイクや格好をしていることも理由かと思います」

川栄李奈の人気の秘密は“仲間意識”

──肩書的な要素への憧れもありそうですね。一方、“庶民派”と言われる川栄さんですが、元AKB48のメンバーで、かつてはおバカキャラを売りにしていました。主演作は多くないですが、脇役でも印象を残す演技派で注目されています。そんな彼女の人気の秘密はどこにあるのでしょうか?

高須ズバリ、“仲間意識”でしょうね! 顔も美人タイプではない、ちょっとぽっちゃり、背も高くない……そこに自分や友達を応援するような気持ちになる人は多いはず。アクションも脇役も辞さない、努力型なのもウケる要素だよね。あと、肌が白くてふっくらきれい! これは清潔感があり、CMなどにも起用しやすいと思います

──川栄さんは欠点かと思われるところが逆に魅力になっているんですね! 高須院長的にズバリ、今後、女優として勝ち残っていきそうなのは誰でしょうか?

高須「役幅が広く、アラサー以降も活躍できそうな二階堂さん、川栄さんは安泰でしょう。中条さんはきれいすぎるので、女優として生きるより、年齢に合った人気女性誌の専属表紙モデルとしてステップアップしていくコースも向いてそうだけどね」

──いずれにせよ、3人ともこれからも活躍されそうですね。では今後、いちばん老けそうな人、老けなさそうな人は?

高須「こんな質問で締めようとするのが、さすが週刊女性PRIME (笑)! 今の体重をキープしているなら、彫りが浅い・丸顔で平たい顔という老けないポイントをおさえている川栄さんがいちばん老けなさそうかな。次に彫りは深いけど丸顔の二階堂さん。ワーストはやせたらこけてしまったり、鼻の大きさも目立ちそうな中条さん! 白人とのハーフということで、肌がシワになりやすいことも注意だね。

 みなさんそれぞれ、アンチエイジング三種の神器“ボトックス”“ヒアルロン酸”“サーマクール”などをうまく使って現状を維持することが重要だね!」


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年、愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学医学部客員教授。
脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)