両国国技館では、十両以上の力士69人で「令和」の人文字を作り、新元号を祝った

 初の10連休と重なったこともあり、この改元に商機をつかめとばかりに、多くの企業・有名人たちが参戦。経済効果が大いに期待されたが、自治体でもさまざまな祝賀イベントが行われた。

 東京・墨田区では、“令和婚”を祝うため、日付が変わる30日の夜11時~1日限定で芸能人の記者会見気分が味わえるフォトスポットを作成。

「現在(午後2時)の段階で178組の婚姻の届け出があり、最終的には250組程度になるのでは。通常、休日の届け出が10組ほど。大安が重なったとはいえ、予想の倍を超える方々に利用していただき、驚いています」(墨田区役所・広報担当者)

 また東京タワーや明治神宮では、限定御朱印を求め朝から大行列ができるなど、全国的に改元イベントは大成功だったようす。これだけ盛り上がれば、ニッポンの未来は明るいかも……!?

(撮影/北村史成、廣瀬靖士、渡邉智裕、佐藤靖彦)