全国各地で行われている“陶器市”。普段使いから個性派まで、さまざまな焼きものを求めて全国を飛び回る“陶器女子”が急増中!? 次の朝ドラ『スカーレット』も、戸田恵梨香演じるヒロインが陶芸家を目指す物語ということで、“陶器”への注目度はさらに過熱すること間違いなし! 今回は全国でも有数の産地、栃木県・益子町で毎年行われる『益子陶器市』をご紹介します。

益子陶器市の様子 撮影/山田智絵

『益子陶器市』とは?

 毎年、春のゴールデンウイークと11月上旬の年2回、栃木県・益子町で行われる陶器市。春秋合わせて、約60万人もが訪れるという、まさに“陶器の楽園”。期間中は町全体にテントがひしめき合い、箸置きや花瓶、豆皿など多くの焼きものが並び、食べ物などの出店も充実している。最寄りは真岡鐵道『益子』駅。秋葉原駅~益子駅間には直行バスも出ているなど、アクセスのよさも魅力のひとつ。

撮影/山田智絵

 価格帯はテントごとに異なり、数百円のものから数万円と幅広いが、全体を通して500円~2000円がメイン。早めに行けば、さらにお買い得な焼きものがズラリと並び、ついつい買いすぎちゃう……! 大量に買う人は車で来たほうが持ち帰りやすいけど、駐車場は早朝から長蛇の列ができるため要注意。

撮影/山田智絵

 テントごとに作り手も違うため、テイストの違う焼きものが並び“あれもかわいい、これもかわいい”と、目移りしすぎて困っちゃう!

人気の陶器作家のテントには、早朝4時半の時点ですでに60人ほどの大行列が! 撮影/山田智絵

 町全体で陶器市が行われているため、町中を散策しながら好みの陶器を探すのも、まるで宝探しのような気分♪ 焼きもの以外にもアンティーク雑貨やアクセサリーなど、豊富なラインアップに、ついつい財布のひももゆるみがち。

撮影/山田智絵