(左から)高橋由美子、斉藤由貴、後藤真希

 3月に『週刊文春』(文藝春秋)が報じた、ゴマキこと後藤真希が元交際相手の男性と不倫していたというスクープは、世間を驚かせた。同誌によると、ゴマキは男性とSNSで連絡を取り合い、ショッピングモールの映画館でデートした後、ビジネスホテルで過ごしたという。

 世間からは反発を受けそうな話だが、不倫の舞台が“ショッピングモールの映画館”、“ビジネスホテル”など庶民的なシチュエーションだったことから、世の男性たちの中にはゴマキを称賛する声も少なくないのだとか。

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 ゴマキの場合は夫と元のサヤに収まったが、不倫には、その後の人生を大きく狂わせるリスクがある。それにもかかわらず、芸能界では一時の快楽に走る女性たちが後を絶たない。

不倫騒動の気になるその後

 女優の高橋由美子も、18年3月に『週刊文春』で既婚男性との不倫を報じられ、その翌月末に所属事務所を退社。騒動後に都内の自宅を引き払って以来、さいたま市内の実家に身を寄せてきた。

 だが、同年6月に男性の離婚が成立し、その4か月後、男性の元妻から慰謝料を求める裁判を起こされると、ストレスで食事がとれず激やせし、実家に引きこもってしまったという。

 そんな高橋だが、幸いにも新たな所属事務所が決定。今年9月から上演される舞台に出演する予定で、現在は都内の美容皮膚科でメンテナンスにいそしんでいるのだとか。その演技力には定評があるだけに、今後の活躍に期待したい。

 不倫といえば、フジテレビの秋元優里アナウンサーを忘れてはならない。秋元アナは同局の部下である生田竜聖アナと12年に職場結婚したものの、18年1月に同局プロデューサーとの不倫疑惑が報じられ、同年4月に離婚が成立している。

 この不倫で現場から遠ざかっている秋元アナは早い復帰を願っているだろうが、今年2月9日放送の『さんまのFNSアナウンサー全国一斉点検』(フジテレビ系)で、明石家さんまが「おめでとう!」と不倫された生田アナの離婚をいじり、不倫を蒸し返されていた。

 生田アナはさんまからイジられて“腫れ物”イメージを払拭できたが、寝た子を起こされてしまったかたちの秋元アナの現場復帰は、しばらく先になりそうだ。

「私は大事なものが欠けている人間です」

 一方で自身の不倫をネタにしているのが、17年8月に男性医師との不倫疑惑を報じられた、女優の斉藤由貴だ。

 今年1月17日放送のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)では、弁護士役の竹内結子と既婚の政治家が寄り添って歩く“不倫写真”を見た新人弁護士役の中川大志が「これが出回ったら仕事が減りますよね?」と心配するシーンがあった。これに弁護士事務所の事務員役を演じる斉藤が「それだけで済むかな?」とつぶやくと、竹内から「(不倫を)経験済みですもんね」とツッコまれるシーンまであり、視聴者の間で「自虐的だ」と話題になった。

 また、3月20日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に出演した際には、伊集院光からの「いろいろやらかしちゃうことありますよね?」という不倫騒動に関する質問に対し、斉藤は「私は大事なものが欠けている人間です」と答えており、その腰の据わりっぷりには感心する。

 不倫をきっかけに人生が一変してしまった芸能美女たちだが、事の顛末はさまざまなようだ。