「秋篠宮ご夫妻は、眞子さまと小室さんの結婚に関して、現在も反対のスタンスです。特に紀子さまは、小室さん問題が秋篠宮家への批判につながっていることにたいへん胸を痛められていて“小室さんとの結婚は認められない”という姿勢がお強いそうです。
しかし、眞子さまの結婚の意志は固く、眞子さまとコミュニケーションをとるため、1泊2日の日程で、極秘で京都へ“ふたり旅”に行かれたそうですよ」(宮内庁関係者)
連日、テレビや週刊誌などで小室さんについての報道が止まらない中、紀子さまと眞子さまは、京都でどんなお話をされたのだろうか─。
そもそも、小室さんの母親・佳代さんが元婚約者との間に抱える借金トラブルなどが原因で、昨年2月に眞子さまと小室さんの婚約が延期されたと言われている。
その後、婚約内定者という立場ながら、昨年8月に米・ニューヨーク州の『フォーダム大学ロースクール』に3年間の留学に旅立ってしまった。
現在はちょうど、1年目のカリキュラムが修了したところだ。
「5月15日に小室さんは、すでに自国で弁護士資格を取得していたり、法学位を持つ学生を対象とした『LLMコース』の修了試験を受けました。試験が終わると、小室さんが編入する『JDコース』の授業が始まる9月ごろまで夏休みになります。
一方の眞子さまは、7月中旬にペルーとボリビアを訪問される予定です。同国への訪問には、ロサンゼルスを経由するルートが有力視されており、LAで小室さんと“密会”する可能性があるのです」(皇室担当記者)
しかし、ある法曹関係者によると、小室さんは眞子さまにお会いする余裕がないのではないかと話す。
「『JDコース』は基本的に現地学生が多く、英語がより一層ハイレベルになるので、夏休み期間中の予習は欠かせないと思います。
さらに、彼は弁護士資格を取得したあとのライフプランを模索していて、法律関係の仕事をしている人たちに相談を重ねているそうです。
自分の将来に対して一生懸命になっている小室さんは、今はまだ眞子さまとお会いにならないかもしれませんね」
“小室さん問題”が解決しないと女性宮家議論進められず
一部で、小室さんの代理人弁護士が「彼は、弁護士資格の取得を目指していると言っているが、弁護士になるとは言っていない」と発言したと報じられている。弁護士以外で法律を使う職業に就くことも考えているようだが……。
「小室さんは、弁護士資格を取得して立派な仕事をすることが、秋篠宮さまに認められることにつながると考えている節があります。
しかし、秋篠宮さまは小室さんに高収入を求めてはおらず、弁護士の補助業務を行うパラリーガルのままでもよいというお考えだったそうです」(秋篠宮さまの知人)
借金トラブル発覚後の対応の遅さや、いきなりのアメリカ留学など秋篠宮家を困惑させてばかりの小室さんだが、また新たな“小室さん問題”が勃発している。
「政府は、安定的な皇位継承を確保するために、今秋に控えている即位関連の儀式が終わったあと、『女性宮家』創設に関する議論を始めるそうです。もし、女性宮家が認められて、宮家の当主となった眞子さまが小室さんと結婚された場合、彼が皇室入りする可能性があるのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
皇室を存続させるために、女性皇族が結婚後も当主として皇室に残る制度である『女性宮家』だが、眞子さまの結婚問題が“決着”しなければ、議論を進めづらくなるそう。
「本来ならば、眞子さまは昨年11月に結婚されて、皇室から離れられて一般人になる予定でした。しかし、ご結婚が'20年に延期となり、女性宮家の議論がちょうど始まってしまいます。
仮に、小室さんとの結婚が実現する前に女性宮家が制度化された場合、眞子さまは皇室に残らなければならなくなるのです。そんな事態を避けるために、結婚問題を終着させなければなりません」(同・皇室ジャーナリスト)
秋篠宮さまは、眞子さまをめぐっての結婚問題をいつまでに決着するべきだとお考えなのだろうか。
「今年中は即位関連の儀式が続くので、動きはないでしょう。あるとすれば、来年2月の婚約延期から2年たったタイミングです。来年4月に秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』を行う前に、結婚反対のスタンスを崩していない秋篠宮ご夫妻が、何らかのアクションを起こされるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
娘の状況に複雑な思いを抱えているのは、母親の紀子さまも同じだ。
“眞子さまとのコミュニケーションが減っている”と一部で報じられているが、そんな状況を打開するために“ふたり旅”に出かけられたという。
「5月11日から1泊2日で京都市内にお出かけになったのです。11日の紀子さまは、悠仁さまの“刃物事件”を受けて開かれた保護者説明会、眞子さまも同日、都内で行われた『みどりの感謝祭』式典にそれぞれ出席されていました。行きは別々に京都へ向かわれたのですが、帰京される際は一緒にお帰りになったんですよ」(秋篠宮家関係者)
公には発表されない、いわゆる“お忍び旅”だったわけだが、京都でいったい何をされていたのだろうか。
「12日に京都市内にある『大聖寺』内で、有形文化財を保護することが目的の団体『大聖寺文化・護友会』の総会が行われていたのです。紀子さまは'15年から同団体の名誉総裁を務められており、毎年総会に出席されていて今年もお出ましになりました。
しかし、今回は初めて眞子さまも一緒にいらっしゃったので驚きましたよ」(出席者のひとり)
意外に打ち解けた会話をされていたご様子
総会で、おふたりと会話したという別の出席者によると、眞子さまは「人形」にご関心が強かったそう。
「毎年1回、会員だけを集めて、普段は拝観できない大聖寺の中で懇親会のような形で開いています。今年は、午前10時ごろから総勢50人ほどが集まりました。
おふたりは着物姿でいらっしゃり、紀子さまはベージュ、眞子さまはブルーっぽいお色の和服で素敵でしたよ。
お昼ごろまでお茶をしながら懇親会が行われました。おふたりは、人形師の会員とお話をされていて、特に眞子さまは『日本工芸会』の総裁でいらっしゃることから、興味深そうに人形師のお話に耳を傾けていらっしゃいました。
印象深かったのは、おふたりで仲よさそうに会話されていたことでした。とてもいい親子関係だと感じましたね」
婚約を延期してからというもの、結婚反対のスタンスである紀子さまと、結婚の意志が固い眞子さまの間には“亀裂”が入っていると報じられてきたが、そんな様子はあまり感じられなかったという。
「秋篠宮邸でも母子の会話が減っているのですが、今回の京都へのお忍び訪問では、宿舎も一緒、かつお帰りの際もふたりきりで、久しぶりにゆっくりとお話ができたのだと思います。その中には小室さんに関して“説得”めいたお話もあったかもしれません。
紀子さまは、眞子さまと会話するという理由以外にも、いずれは同団体の名誉総裁を引き継いでもらうこともお考えになり、京都旅をお誘いしたのでしょう。
さらに、いろいろな人が集まる会に連れて行くことで“視野を広げてほしい”と願われているのだと思います」(前出・秋篠宮家関係者)
母親として、紀子さまが強い「決意」を持って臨んだ“ふたり旅”によって、眞子さまのお気持ちが向かわれる行き先は、はたして─。