お代替わりに伴い、秋篠宮ご夫妻から引き継がれた3つの公務のうち、5月中に2つお出ましになった眞子さま。
その中のひとつである『全国都市緑化祭』の式典に出席するため、5月22日から1泊2日の日程で長野県を訪問された。
『国営アルプスあづみの公園』で、絶滅危惧種のチョウ『オオルリシジミ』のご説明をした帝京科学大学専任講師・江田慧子さんは、眞子さまのご様子を次のように話す。
「眞子さまは“ほかのチョウとどう見分けるのですか”と興味を持たれていました。
ご説明しているときに、たまたまオオルリシジミが近くに飛んできたのでご紹介すると“会えてよかったです”と笑顔で話されていましたよ」
絶滅危惧種のチョウに会えてうれしそうなご様子だったというが、眞子さまがいちばん会いたいのは、海の向こうの“王子”だろう─。
「フォーダム大学ロースクールの『LLMコース』を卒業した小室圭さんは、5月中旬から夏休みに入りました。夏休み期間、寮生活をしていた学生は一時的な退寮を求められますが、どうやら小室さんは居残ったようです。
その場合は延長料金がかかりますが、例外的に夏期講習を受講する学生は継続して寮を利用できるのです。ちなみに1講座で25万円、ひと月あたりの寮費が18万円かかります」(同・皇室担当記者)
しかし小室家は、眞子さまとの婚約延期の原因となった借金トラブルを抱えている状況であり、大金を使って“夢”を追いかける小室さんには疑問が残る。
「3か月以上ある今回の夏休みにも帰国予定はないと聞いて、あきれるばかりです。今は勉強よりも、一時帰国して、秋篠宮ご夫妻にトラブルの進捗を説明しに行くべきタイミングなのに……。
思い返せば、小室さんは大学時代には『湘南江の島 海の王子』の活動のほかにも、アナウンサースクールにまで通っていました。
大学卒業後には『一橋大学大学院』で経営法務を学びながら、『三菱東京UFJ銀行』(当時)に入行するも約2年で辞職。その後、都内の法律事務所でパラリーガルとして勤務している中、昨夏から眞子さまの“婚約内定者”という立場で3年間のアメリカ留学に旅立ってしまいました。
経歴から見ても“夢追い人”のような小室さんが、最終的に何をやりたいのかがまったく見えてきません」(皇室ジャーナリスト)
一部では、小室さんの代理人弁護士が「彼は、弁護士資格の取得を目指していると言っているが、弁護士になるとは言っていない。彼は今、ライフプランを作っている」との発言が報じられている。
いまだに将来が定まらない小室さんだが、銀行員時代の同僚だったAさんによると“驚異的な図太さ”があったと証言する。
「私は丸の内支社の法人営業部で、小室さんが新卒入行してからの約半年間、同じ職場でした。彼はデスクやトイレ、駐車場で見かけたときでも常にぼーっとしていた印象で、正直、職場では浮いた存在だったと思います。
小室さんの上司は、彼のことを“話を聞かない”“言ったことをやらない”とボヤいていました。これまで、借金トラブルに関して秋篠宮さまからの助言があっても、一向に小室さんが動きを見せないのは、銀行員時代から変わっていないからだと感じます」
目の前にある仕事に対するやる気がまったく感じられなかったとAさんは言うが、別の同僚Bさんは、小室さんがこんな“愚痴”をこぼしていた話を聞いたことがあるという。
「“今の仕事は僕がやるような仕事じゃない。もっと大きな仕事ができると思っていた”といった話をしていたそうですよ。とはいえ、何もわからない新人がいきなり、そんな大きな仕事をできるわけがありませんよ」
仕事に不満があったのは、内容が物足りなかった可能性があると前出のAさんは語る。
「丸の内支社のクライアントは、誰もが名前を知る大企業もありましたが、小室さんが担当していたのは、そこまで有名ではない中小企業ばかりだった記憶があります。さらに、新人のころは書類の仕分けなどの雑用を任されることが多かったと思いますね」
自分の理想と違った銀行員生活を早々に辞め、今度は国際弁護士の夢をつかむために猛勉強中の小室さん。
しかし、資格取得を目指す一方で「弁護士になるとは限らない」という思いがある彼は、どんな仕事に就く可能性があるのだろうか。『弁護士法人・響』の西川研一代表弁護士に話を聞いた。
「弁護士以外だと、日本企業の法務部で活躍する可能性がいちばん高いと思います。
ニューヨーク州の弁護士資格を持っていれば、海外企業の法務部とのやりとりをするうえでも信頼が高まります。
アメリカは書類関係が重要視されますし、それらをきちんとチェックができ、かつ英語で交渉などもできると需要はあるでしょう。具体的には、海外との取引が頻繁にあるような商社が候補になります。
ただ、収入面でいうと、入社した会社の同世代と比べて、月々数万円が上乗せされるにとどまると思います」
一心不乱に突き進む小室さんの一方で、眞子さまの結婚問題に頭を悩ます秋篠宮ご夫妻が“新たな動き”をお見せになるご予定がある。
「秋篠宮ご夫妻は、6月27日から約10日間の日程でポーランドとフィンランドを公式訪問されます。いずれも外交関係樹立100周年の記念行事などに臨まれます。
そして実は、この海外訪問にあたって、ご夫婦で会見することが決まったのです。今までは海外訪問を終えたご感想を文書で出すだけで、海外訪問前にご夫妻で会見するのは初めてのことなんですよ」(宮内庁関係者)
この会見について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いてみると、
「5月1日に秋篠宮殿下は、皇太子と同格の『皇嗣』になられましたので、ご訪問前の記者会見を受けることになったのでしょう。
公式訪問にあたっての記者会見ですから、国際親善や訪問国に関する質問になります。ただ、関連質問として、外国訪問に絡めたご家族に関する質問は可能です。
昨秋の秋篠宮殿下お誕生日の記者会見以降、半年ぶりの記者会見ですから、眞子内親王殿下のご結婚についての質問が出る可能性はあります」
山下さんの言葉どおり、前出の宮内庁関係者は、会見内容について次のように話す。
「宮内記者会は今回の会見で、訪問国へのご印象や抱負をご夫婦に質問する予定です。
そして、今年1月に小室さんが公表した文書をどのように受け止められたかに加えて、眞子さまのご結婚についての今後の見通しを2問目に盛り込んでいます。
現時点ではあくまで質問案なので、宮内庁側が却下する可能性もありますが、国民の関心事である結婚問題について聞かないのは、かなり不自然でしょう。昨秋の殿下のお誕生日以来、再びご両親がこの問題について言及される可能性は高いと思います」
『令和』初の会見で、秋篠宮ご夫妻は長女の結婚問題の“行く末”をどう語られるのだろうか─。