昨年末に夫婦を直撃したときは記者に向かって仲の良さをアピールした

 昨年7月に一般男性と電撃結婚し、芸能界を引退していた小林麻耶が復帰を発表した。

「TBSの先輩アナウンサーの生島ヒロシさんが会長を務める生島企画室に入りました。夫の國光吟氏も芸能活動を始めるらしく、一緒に所属したようです」(スポーツ紙記者)

 生島企画室はアナウンサーが主体の事務所だが、モデルや俳優も多い。

「浅野温子さんや優木まおみさんが有名ですね。生島さんの息子2人も所属していて、アットホームな社風。所属タレントも家族のように仲がよく毎年、全員が集まって生島さんと新年会を行っていますよ」(同・スポーツ紙記者)

 ひと月ほど前、カフェで偶然、生島に出会い一気に話が進んだ。

とても親身になって話を聞いてくれたんだそうです。麻耶さんは生島さんとの出会いに“運命を感じた”と言っていました。前に所属していた事務所のセント・フォースに相談する前に、その場で話が決まったとか」(麻耶の知人)

所属理由について聞くと……

 本来ならば、古巣の事務所に戻るのが業界の掟のはず。

前所属事務所は復帰の話を報道で知ったそうですよ。特異なケースですが、セント・フォースは女子アナウンサーの事務所で、夫と一緒に事務所に入りたかった麻耶さんの条件には合わなかったんでしょう」(芸能プロ関係者)

 麻耶だけでなく、生島も運命的な絆を感じていた。

「生島さんは東日本大震災で妹さんを亡くしています。麻耶さんも妹の麻央さんを病気で亡くしていますから、相談を受けた際に“麻耶ちゃんと共鳴したんだ”と話していました。“同じ思いを経験した者として、ぜひうちに来てほしい”という生島さんの言葉に感じるものがあったのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 そこで生島企画室に所属理由について問い合わせると、

同じTBS出身ということや事務所がフリーアナウンサーを抱えているということも検討材料としてあるため、お話しいただいた理由だけが決定的なものではありませんが所属理由のひとつであることに間違いはございません

 と共鳴しあった点について認めた。前事務所に戻るという“筋”よりも“運命”で人生の選択をした麻耶。今後はどのような活動をしていくのか。

生島さんは、TBSラジオで11年続く朝のレギュラー番組を持っています。スタッフも、所属タレントを家族のように大切にする彼の姿勢はわかっていますから、麻耶さんがアシスタントに抜擢される可能性もあると思いますよ」(ラジオ局関係者)

 掟破りの事務所選びが新たな運命を切り開くか。