大河ドラマ『いだてん』、ついに第2章がスタート! 主人公が違えば、時代も違う、新しい物語が始まるじゃんねえ! ということで、これからでも間に合う第2部の超チェックポイントをまとめてご紹介。
主人公のキャラが正反対!?
第1章の主人公・金栗四三(中村勘九郎)は天真爛漫でまじめな青年だったけど、第2章の主人公である田畑政治は“口がいだてん”と言われるほどのマシンガントークでせっかちな性分。金栗は“日本マラソンの父”の異名で知られているけど、田畑ってどんな人物だったの……?
田畑政治とは?
1898年12月1日生まれ、1984年8月25日没。東京朝日新聞(現・朝日新聞社)に入社し、記者として活躍しながら、水泳指導者として’32年開催のロサンゼルスオリンピックで日本代表の監督も務めた。その後、日本水泳連盟の理事長に就任し、のちに’64年開催の東京オリンピック招致の立役者に。
オープニングをよ~く見ると……?
金栗が縦横無尽に街中を駆け回っていたオープニングは、第25回からは田畑がメインの映像にチェンジ。放送ずみの回のオープニングには、あの人もちゃっかり!?
「撮影時はグリーンバックで撮っているので、(その場では)どうなっているのかわからなくて。“もっと上を見て跳んで”や“そこで泳いでみて”と言われていた意味が、(完成されたものを)見てようやくわかりました。
また、綾瀬(はるか)さんもやりたくなっちゃったらしく、急にセットに来て自転車をこいでるから“どうしたんですか?”って聞いたら“オープニングに出たくなった”って(笑)。出たい人は出られるみたいです」(阿部)
新キャラが続々と登場
田畑を取り囲む新キャラが、第1部に負けず劣らずの超豪華すぎるキャストで続々と登場!
田畑の妻・酒井菊枝(麻生久美子)
江戸時代から続く日本橋の老舗『酒井商店』の長女。無口でおしとやかな性格。新聞社では速記係を務め、早口でまくし立てる田畑の言葉やなぐり書きの文字を正確に読み取り、解読する。
田畑の通うバーのママ・マリー(薬師丸ひろ子)
日本橋のたもとにある政治家・文化人たちが集うバー「ローズ」の名物ママ。何かにつけて未来を占おうとするが、いつも結果は逆に出てしまう。
田畑の同僚記者・河野一郎(桐谷健太)
金栗を師と仰ぎ、陸上長距離選手として箱根駅伝で活躍。田畑とはスポーツを愛するよきライバルとして切磋琢磨するも、報道の無力さを痛感し、政界の道へ。
田畑の上司・緒方竹虎(リリー・フランキー)
ひょうひょうとしながらも的確な判断力と信念を持つ政治記者。新人時代に“大正”の新元号をスクープしたことでも知られる。
日本水泳会の大スター・高石勝男(斎藤工)
日本のクロールの第一人者。’24年パリオリンピックで、100メートル自由形と1500メートル自由形で5位に入り、日本人水泳選手として初めての入賞を成し遂げる。容姿も性格もバツグンで、特に女性からは絶大な支持を集めた。
日本人女性初の金メダリスト・前畑秀子(上白石萌歌)
「前畑、頑張れ!」の実況で有名な伝説の水泳選手。’36年ベルリンオリンピックで日本人女性初となる金メダルを獲得する。
NHKスポーツアナウンサー・河西三省(トータス松本)
運動部記者として新聞社に勤務後、NHKに入局。’36年ベルリンオリンピックで前畑の凄絶なレースに興奮してしまい「前畑、頑張れ!」を20回以上、連呼した実況が有名。
毎週日曜、夜8時~ほか