今年50歳になり、音楽活動開始から30年。吉田栄作が節目の年を迎えている。
「昨年末に30年間在籍した芸能プロを離れて独立。6月のイベントでは報道陣から内山理名さんとの交際について問われ“順調”と答えました。熱愛報道は昨年6月ですが、交際を認めたのは初めてです」(スポーツ紙記者)
独立を機に、私生活でも新たなスタートを考えているのか。吉田の両親に話を聞くために神奈川県の実家を訪ねると、母親が質問に答えた。
「私は栄ちゃんを信じているからね」
─内山さんの印象は?
「まだ会ったことないんです。栄作が、料理が上手とか、素直で気持ちがいい子だなんて言っていますので、会える日を楽しみにしています」
─(前妻の)平子理沙さんに会ったことは?
「もちろん、あります。平子さんは、よくこちらにも来てくれて、一緒に温泉にも行きましたよ。額縁に入れた写真は、まだ飾っています」
─孫の顔も見たい?
「そりゃそうですよ(笑)。栄作の兄にも子どもがいないので。でも、栄作は何事も深く考えてからやるほうですし、そういうのは親から言うことではありませんから」
新しい家族ができるのを待ち望んでいるのは確かだが、口に出すことはない。仕事に関しても同じ考えだ。
─独立の相談はあった?
「報告はあったけど、私は“栄ちゃんを信じてるからね”とだけ伝えました。変な別れ方で事務所を辞めたら、私たちが怒りますので(笑)」
'95年に米国に渡ったときも、何も言わなかったという。
「19歳で芸能界にパッと出て、演じる役に染まるには、人格まで変えなきゃいけなかったみたい。でも、自分が変になってしまうとも感じていたようで。かわいそうだなと思いながらも、余計なことは言わないで、見守っていました」
高校生の吉田が芸能界志望であることも知らずにいた。
「オーディションを受けたときも、あの子は内緒でやっていたんです。突然“今日、フジテレビで『ナイスガイ・コンテント』の決勝に出てくる”って言ってきて。どうして事前に教えてくれなかったのか聞いたら“期待させて落ちたら、(家族が)かわいそうだから”って。まさかグランプリになるとも思っていなかったみたいですが(笑)」
子は多くを語らなくても、親は優しく見守っている。
─栄作さんの結婚は独立後の仕事が軌道に乗ってから?
「たぶんそうでしょうね。やることは中途半端にしませんから。何事もキチッ、キチッとする子なので」
ほどなく最高の“親孝行”の報告があるかも。