6月に女優の土屋太鳳(24)の姉・炎伽(ほのか/26)さんが、国内のミスコンテストの決定版として新設された『2019ミス・ジャパン』東京代表に選ばれ、芸能界入りも視野に入れていることが伝えられた。9月に行われる日本大会でグランプリを獲得するか注目されている。
土屋家には声優・俳優として活躍する弟の神葉(しんば/23)もおり、三きょうだいが芸能界で活躍する日も近いかもしれない。
また、現在活躍中の美形姉妹として思い出されるのが、バラエティー番組でも人気の広瀬アリス(24)と、朝ドラヒロインを務める広瀬すず(21)の姉妹。
最近では、老舗オーディションの東宝シンデレラ出身で演技派女優の上白石萌音(21)・萌歌(19)姉妹の存在感も増してきている。
美形DNAをもつ彼女たちの顔について、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。
炎伽さんはいわゆる“お嫁さんにしたいタイプ”
──土屋家の最終兵器とも言える長女の炎伽さんが、新設されたミスコンの東京代表に選ばれました。身長155cm で富士通のアメフトチームのチアリーダーとして活躍しており、身体も鍛えているようですが、顔を分析するといかがでしょうか?
高須「兄弟・姉妹売りは芸能界の定番だけど、炎伽さんもいいんじゃない? 笑顔がきれいだし、太鳳さんに負けず劣らずの美貌だと思うよ。ちなみに、この『ミス・ジャパン』は、これまでのミスコンと違い、身長は審査にいっさい関係ないらしいけど……。この小柄で健康的な体形も、いわゆる“日本人がお嫁さんにしたいタイプ”と考えると、ミス入選も納得かも」
──確かにすがすがしい笑顔に健康そうな雰囲気は、お姑さんウケもよさそうですね。ところで、炎伽さん、太鳳さん、神葉さんと顔の共通点はありますでしょうか?
高須「男性のせいか、神葉くんはちょっとタイプが違うけど、姉妹の共通点はズバリ“エラ”ですね! 顔のパーツも似てるし、映像を見ると話し方も似てる。なので差別化するためにも、せめて髪型は姉妹で変えたほうがいいね」
──共通事項がまさかエラとは! でもその部分も含め、土屋家はナチュラル美が人気ですね。では、広瀬姉妹はいかがでしょう?
高須「よく見るとエラとほお骨が目立つけど、目・鼻・口がキリッとし、パーツの配置バランスもいいので美しく見えます。このほお骨が出てる+目鼻立ちが整っているのはアジアに多い美人タイプですね。でも、トークの雰囲気はそれぞれ違うので、仕事のオファーも分散できそう。きれいだけど、そっくり姉妹で仕事がかぶるっていうNGパターンもあるので、これはいいことだね」
──確かに、きれいでもキャラが似ていると、芸能界で生き延びるのは難しそうですね。ちなみに上白石姉妹は?
高須「この三きょうだいで比較すると、より日本人らしい! 和服が似合う顔だね。また、顔の存在感がいい意味で強くないので、幅広い役に対応できそうなのもいい」
将来、老けにくいのは上白石姉妹
──美的偏差値だけではなく、多彩な役をこなせる顔かどうかも、芸能界では大事ですね! では、土屋家、広瀬家、上白石家の顔面を美的に格付けするとズバリどうでしょう?
高須「広瀬家、土屋家、上白石家の順かな? でも老けにくい順で言ったら、上白石姉妹が1位! こういった、目元は優しげで、鼻や口の印象は強くない、のっぺりとした顔って動物のイルカに似た“イルカ顔”で、このタイプの方は老けにくいんです」
──イルカ顔とは斬新な表現ですね! 確かにハーフ顔よりも凹凸のない顔のほうが老けにくいかもしれません。
高須「そして残念ながら、老けやすそうなのは土屋姉妹。ちょっとダイエットとかしたら、骨っぽさが目立って一気にオバ化しそう! どうか体形は維持してほしいね。あと広瀬姉妹は、いい意味でも悪い意味でもぶっちゃけ発言を取り上げられる印象があるので、言動に注意!」
──芸能人はきれいであること以外にも、プライベートの問題でダメになることがありますしね。ちなみに、芸能界でいちばん長く活躍できそうなきょうだいは?
高須「先ほど言ったように、役の幅が広そうで、年齢を重ねてもいけそうだから上白石姉妹が1位。次いで土屋きょうだい、最後にちょっと問題発言が心配な広瀬姉妹の順かな」
──なるほど。では、みなさんがより美しくなるための美的アドバイスがあればお願いします。
高須「土屋姉妹は今後、歯を食いしばる習慣などで今よりもエラが目立つようになったら、ボトックス注射で対策を。広瀬姉妹はやせ型で皮膚も薄そうだから、今後シワが目立つのが早いかも。ヒアルロン酸注入でシワ対策と、フォトフェイシャルなどで肌のケアをするのがおすすめかな。上白石姉妹はダイエットなどせずにこのままの体形をキープすることと、少し鼻筋に段差があるのでそこを直してもいいかも?
でもちょっとの欠点は個性だから、整形を考えたときはボクに相談してほしい! バランスのよい整形を提案するよ!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年、愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学医学部客員教授。
脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)