(左から)杏、仲間由紀恵

 杏が主演を務めるのは、ひとり旅で出会ったイケメンと“禁断の恋”に落ちる『偽装不倫』(日本テレビ系)。

撮影現場で盛り上がる“子育てトーク”

「独身の主人公が、旅先で出会った年下のイケメンにひょんなことから既婚者に間違えられ、そのまま不倫と称して恋に落ちる物語です。恋人役を宮沢永魚さん、彼女の姉役を仲間由紀恵さんが務めています」(テレビ誌ライター)

 出演者には、3児の子の母である杏や昨年6月に双子を出産した仲間など、子育てに励むママが多い。そのため、撮影は“時短スケジュール”で進んでいるという。

「子育てに負担がかからないよう、深夜と早朝のロケはしていません。杏さんは家庭と両立できることに安心していたみたいですよ」(日本テレビ関係者)

 現場ではまだ幼い子どもを持つママらしく、“子育てトーク”が繰り広げられている。

“子どもの夜泣きがひどくて寝不足になった”などと苦労話をしています。子育てに関しては先輩にあたる杏さんが、仲間さんの子育てに関する相談に乗ることも多いんだとか。また、谷原章介さんも6人のお子さんがいるので、彼女たちの会話に入って、“自分のときはこういうふうにしていたよ”とアドバイスをしているそうです」(同・日本テレビ関係者)

 杏は座長として、周囲に対する気配りを欠かさない。

「スタッフの顔写真まで持ち歩いて、みんなの顔と名前をきちんと覚えているんですよ。

 蒸し暑い日に撮影があったときは、頭にかけるタイプの冷却スプレーを差し入れしてくれました。これをかけると、一気に涼しくなるので、大好評でしたよ。そんな彼女を見て、仲間さんは周囲に“年下だけどすごくしっかりしていて、頼りがいがある”と感心していたそうです」(制作会社関係者)

 しっかりしているように見えるけれど、こんなお茶目な一面も。

「鳥の鳴き声のモノマネがすごくうまいんです。以前、どこからか小鳥のさえずる声が聞こえると思ったら、杏さんの口まねだったことがあったんですよ」(同・制作会社関係者)

 恋人役の宮沢とはキスシーンをはじめ、ラブシーンを繰り広げることが多い。そんなときは、杏がリードしている。

宮沢さんが、杏さんとのキスシーンに戸惑っていたときに、彼女が豚骨ラーメンを食べに行こうと誘ったそうです。“これを食べて同じにおいが残るようにしようよ”と冗談を言って、彼の緊張をほぐしてあげたみたいですね」(同・制作会社関係者)

 撮影現場の良好な雰囲気に“偽装”なし!