「8月16日、秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまは、ブータンへ私的旅行のために羽田空港から民間機で出発されました。中学1年生の悠仁さまの夏休みを利用した旅行です。現地の寺院や博物館などにも足を運ばれる予定で、25日に帰国されます。悠仁さまは初めての海外旅行ということもあり、とても楽しみにされていましたよ」(皇嗣職関係者)
9月中旬には、次女の佳子さまがオーストリアとハンガリーに公式訪問される予定。
「姉の眞子さまも7月中旬、南米のペルーとボリビアを訪問されました。1日に8つの行事が組み込まれるほどの過密スケジュールでしたが、眞子さまはその場に合わせてファッションを変えたり、現地に住む日系人との交流では積極的に質問されるなど、とても気遣われていましたね」(皇室担当記者)
両国との友好を深めていらっしゃった眞子さまだが、実は、周囲が息をのむような“事件”も起こっていた─。
「ペルー滞在の最終日、クスコ市内の大聖堂『カテドラル』を視察して外に出られると、現地に住む日系人らのグループが集まっていました。
眞子さまは、そうした人たちにお声がけや握手もされていたのですが、その中のある男性から身体が浮くほど強く、腕を急に引っ張られたのです。その瞬間、一気に緊迫した雰囲気となり、現場に同行していた記者や一般人が間に入って止めました。当然、眞子さまの表情は引きつり怖がられていたのです」(秋篠宮家関係者)
皇族には常に、皇宮護衛官といういわゆる“SP”が帯同しているはずなのだが……。
「眞子さまが大聖堂から出られた際、たまたま少し遅れてSPが出てきていて、対応が遅れたのかもしれません。ただ、ペルーでの最終訪問地だったことで、SPも少し気が緩んでいたという話もあります」(同・秋篠宮家関係者)
今回の事件について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんに話を聞いた。
「国内外を問わず皇室の方々が人々と交流されているときに、護衛官がぴったりと横についていることはまずありません。ですからペルーのようなことが起きる可能性は常にあります。しかし不測の事態を避けるために厳重な警備を行うと人々との間に壁を作ることになります。皇室の方々はソフトな警備を望んでいらっしゃるので、この件があっても目に見えて警備が厳重になることはないと思います」
宮内庁総務課報道室にペルーでの件を問い合わせると、
「握手を求める多くの奉迎者の中で眞子内親王殿下の腕をとった人がいたので、お供のものが手を離すように促した、との事実はありましたがご指摘のような“ギャラリーの1人が急に腕を引っ張り、周囲の記者やギャラリーが慌てて間に入って止めたことで、事なきを得た”ということはありませんでした」
恋人の小室圭さんがこの事件を知ったら心中、穏やかではないだろう─。