航空会社のキャビンアテンダント(CA)を目指し訓練生となった青年が主人公の青春ドラマ。
King&Princeの永瀬廉が、“空オタク”の主人公、朝川千空役を演じ、ドラマに初主演する。
千空が、若き同僚たちとともに、さまざまな訓練を通じて成長し、奮闘する姿を爽やかに描いている。
夢に向かって生きるCA訓練生が主人公
「“夢の実現に向け、どんな困難にも熱く立ち向かっていく!”をテーマに、新たな時代になった今だからこそ、汗くさく不器用ながらも一生懸命に生きる若者たちのドラマをお届けしたいと考えました。
永瀬さんの真摯にエンターテイメントに取り組む姿勢や、ドラマや映画の中で見せる誰をも惹きつける笑顔や泣き顔を見ていて、ぜひ千空を演じていただきたいと思い、オファーしました」
と、制作する関西テレビの萩原崇プロデューサー。
今年5月に公開された映画『うちの執事が言うことには』の初主演に続いて、ドラマ初主演を喜ぶ永瀬は、喜びをこうコメント。
「主演という状況をのみ込むのには時間がかかりそうで緊張もしていますが、お芝居ができる環境をいただいたので、メラメラと燃えています」
千空は、楽天家で抜けているところもあるけれど、まっすぐで一生懸命な22歳の男子。初恋の人は子どものころ家族旅行で乗った飛行機でやさしくしてくれたCA。その恋心を胸に、自らもCAの世界を目指していく。ともに訓練に励む仲間は、元モデル(北村匠海)、元自衛隊員(岐洲匠)、そしてゲイを公言する男子(小越勇輝)。経歴も性格も、CAへの思いも違う彼らは、訓練を通じてぶつかりながらも次第にわかり合い、成長していく。
恋模様も描かれる。黒島結菜が演じるつばさは、新人パイロット候補生。目標に邁進するつばさは、千空にきつくあたるが、彼のまっすぐな性格に影響され、次第に心を開いていく。
航空会社が特別協力、リアルな仕上がりに
今作で描かれるのは、長らく“女性社会”での男性CAと、“男性社会”での女性パイロット。「“男らしく”とか“女らしく”とか、これまでの概念に縛られず、“自分らしく生きていく”今作の登場人物たちの姿が、少しでも視聴者の方への応援になったらいいなという思いも込めて、制作しています」(萩原P)
若者たちの成長物語だけでなく、千空と伯母(キムラ緑子)、つばさと父(寺脇康文)ら家族の愛情やすれ違いも描いている。
CA訓練生を演じる永瀬、北村、岐洲、小越の4人は全員、初共演。旬な若手俳優の“競演”は、見どころのひとつ。
「打ち解けるのに時間がかかるかと思ったけれど、全然でした。クランクインは屋外ロケだったのですが、すぐに意気投合。撮影の合間にはずっと話しているくらい。その後も、どんどん打ち解け合っていったようです。撮影現場で培われたチームワークのよさは、本編からも伝わってくると思います」(制作スタッフ)
和気あいあいとした撮影現場には、スイーツや冷たい飲み物、夏の風物詩のスイカなどの差し入れでいつもいっぱい。
さらに、キンプリの新曲『koi-wazurai』発売日には撮影後に、永瀬の似顔絵入りケーキがサプライズで登場し、共演者やスタッフがお祝い。永瀬が、驚きつつも感激する一場面もあった。
爽やかで、感動のシーンも描かれた今作に、永瀬も自信を見せて、ピーアール。
「みなさんに“千空君”を愛してもらえるよう頑張りましたので、ぜひ見てください。よろしくお願いします!」
今作の撮影では、LCC航空会社『ジェットスター・ジャパン』が特別協力している。
千空たちの制服や訓練風景などリアリティーのある仕上がりにも注目を!
CAボーイズは肉食男子?
撮影中のキャスト陣のお楽しみは、食事&おやつタイム。空き時間にボーイズトークを繰り広げている永瀬はじめCA訓練生の4人は20代男子ということもあってか、ロケ弁は焼き肉、チキン南蛮、味噌豚など肉メインのものが多く、インスタなどで紹介されている。
永瀬が好物というハンバーグや餃子もロケ弁に登場しているかも……。
《INFORMATION》
『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』 フジテレビ系 9月24日火曜夜9時~