'20年末をもって無期限活動休止が決定している嵐。伊藤綾子との結婚がいっこうに認められないこと対し、二宮和也が事務所へ不満を爆発しているという“お家事情”が活動休止に影響を与えているというのも、すでに多くの媒体が報じているところだ。
そんななか、『女性自身』('18年10月1日号)がスクープを掲載、
《独占目撃!! 二宮和也(36)”愛の巣”「3億円豪邸」も購入──結婚決意の同棲をスタート》
とタイトルが打たれたその記事には、今年の春先にふたりが都内の一等地に3億円もするマンションを購入し、同棲生活を楽しんでいると書かれている。これまでは二宮が住むマンションに伊藤が通う半同棲を守ってきただけに大ニュースだ。
「自宅から出てきた」写真じゃない
WEB版の記事には《豪雨のなか、伊藤はエステへと出かけていった》というキャプションとともに、自宅から出てきたと思しき伊藤の写真も掲載されている。また、白い高級車が道路へと滑り出していく写真には《慣れた様子で二宮との新居から車で出かける伊藤》という説明がなされている。しかし、とある週刊誌記者はその“文言”に疑問を唱えている。
「WEB版ではあたかも自宅を出てきた瞬間の伊藤を捉えたかのような記述をしていますが、おそらくこの場所は彼女が通うエステ店の近くで、自宅付近ではないですね。“新居から出かける”の写真も同様に、エステの近くの駐車場から出たタイミングのものだと思われます。同誌にはマンションを出入りするふたりを“たびたび目撃している”とあり、取材の過程上、当然それらの様子も写真に収めているはずなのですが……」
なぜこのような疑問を生むキャプションになってしまったのか。
その背景にはかねてからジャニーズファンの間で問題になっている“やらかし”たちの暴走が大きく関係しているのだという。
「ファンのなかにはタレントへのストーカー行為も辞さないような“やらかし”と呼ばれる過激派がいます。伊藤さんは交際発覚当時からブログで“匂わせ”行為をしていたりと、特に嵐ファンから目の敵にされている存在です。
今の住居は賃貸ではなく、ふたりで住むために購入したところですから、セキュリティに関してはかなり神経を尖らせていると思いますよ」(芸能プロ関係者)
週刊誌がスクープを報じる際、その事務所に記事掲載の“ご報告”をするというのが業界の慣例となっている。熱愛など大きなネタが報じられると、発売当日からそのタレントの所属事務所が何かとてんわやんやになることが目に見えているからだ。
「今回の二宮さんの同棲記事に関しては、きっと掲載の連絡を受けたジャニーズ事務所から“自宅前の写真だけは掲載しないでくれ”という交渉があったと思いますよ。
過激なファンたちのなかには自宅周辺の看板や標識といった小さい情報から自宅を探し当てる手練れも多いですから。WEB版の記事となると、特にカラーで鮮明な写真がネット上にアップされますから特定作業がはかどるんです」(前出・週刊誌記者)
そういったわけで、スクープ記事に使用されている写真は伊藤が通うエステの周辺のものがほとんどなのだが、すでにそこにもファンは目を光らせているらしく──。
「エステを終え、台湾スイーツを買って帰宅する伊藤さんの写真も掲載されているのですが、彼女の右手に握られたその容器がとても特徴的なかたちをしているんですね。その形状と台湾スイーツという組み合わせから、すでに彼女が商品をテイクアウトした店を特定しているファンもいるとか」
“やらかし”たちの包囲網は二宮の自宅へとジリジリ近づいている……?
<取材・文/野口侑弥>
◎週刊誌記者・編集を経てフリーに。現在も取材活動を続けている。