嵐の二宮和也が3億円の超高級マンションを購入し、そこで恋人の伊藤綾子と同棲を開始したという。『女性自身』(10月1日号)が報じていて、ツーショットではないが、ふたりの近影が撮られている。
グループの活動休止が発表されて以来、特に注目されているのが二宮だ。伊藤との結婚があるのか、ないのか。あるならいつなのか。ファンが最も気にしているところだ。
交際5年、ふたりについて何度となく報じられてきたが、今回の『女性自身』の報道を見るとふたりの行動がこれまでとは大きく違っていることに気づく。
これまで出ているふたりの交際報道を振り返ってみると、デートは“お忍び”が多かったように見える。
海外旅行はキャッチされたが、国内でのツーショットは目撃されていない。おそらく人目を避けて、どちらかの部屋でデートしていたのだろう。
そもそも、ふたりがなぜそこまでこそこそしなくてはいけなかったのか。
まったくもってオープンな交際
1つに事務所が交際に反対していたことがあげられるが、やはり一番大きいのがファンの反発だろう。伊藤が二宮との交際をSNSなどでちらつかせる、いわゆる“匂わせ”で二宮ファンから大ブーイングを浴びたことは記憶に新しい。
「アイドルにとってファンに背を向けられるほど怖いものはない。リーダーの大野智と元タレントの交際が発覚したとき、コンサートで『裏切り者』と書いたうちわを掲げたり、彼に罵声を浴びせるファンもいました。当然交際相手に対する“攻撃”もありました」(スポーツ紙記者)
アイドルを辞めたくなる気持ちはわからなくもない。さらに、ファンが離れていけばコンサートの動員数も減り、グッズの売り上げも少なくなり、全体としての収益も減ることになる。
アイドルを続ける以上そんなリスクは避けなければならない。だから二宮も交際が表面化することを極力防ぎたかったはずだ。
しかし、今回の『女性自身』によれば、マンションの内見時に、終始ラブラブだったという話もある。また、今年の春には千葉にある乗馬クラブに現れ、周りの客が心配になるぐらいオープンに乗馬デートを楽しんでいたという。
これまで、こそこそ隠れて逢瀬を重ねていたふたりとは思えない変貌ぶりだ。
いったい何があったのか。
「事務所の許可が下りたんでしょう。来年いっぱいで嵐は活動休止に入ります。それ以降だったら結婚は構わないという方向で話がまとまったんじゃないでしょうか。二宮の結婚の意思は固いので、ここで反対してへそを曲げられて、大野みたいに“辞める”なんて言われたら困りますからね。
それと、二宮はグループ活動を休止しても現状維持、もしくはさらに仕事が入ってくる可能性は大きいです。これまで嵐のツアーがはじまるとまとまってスケジュールが拘束されるため、役者のオファーがかけづらい環境でした。実績十分の彼と仕事をしたいドラマ・映画監督は数多くいますし、アイドルを脱したあとは以前にもまして俳優業が増えるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
これからは“嵐の二宮”のファンではなく“役者・二宮”のファンが増えることになるだろう。そう考えると、コソコソする必要もないということだ。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。