水嶋ヒロが「日本の家庭料理を視聴者と一緒に学びながら作る」というコンセプトのもと、2019年10月7日にYouTubeチャンネル『“Hiro-Meshi Japanese Home-style Cooking”』を開設。自身の料理番組をスタートさせた。同年9月26日には、“料理人”の速水もこみちがひと足先にYouTubeチャンネル『M’s TABLE by Mocomichi Hayami』を開設し、オリジナルの料理レシピを紹介している。
速水は朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で約8年にわたり料理コーナー「MOCO'Sキッチン」を担当した。オリーブオイルを多用した創作料理を作るなどで人気を博していたが、同コーナーは今年4月で終了。「MOCO’Sキッチン」ロスだったファンからは、チャンネル開設に歓喜の声があがった。
芸能界の料理男子といえば?
今どきの料理男子といえば、まず思い浮かべるのは速水かもしれないが、元祖はタモリだろう。家庭にある食材で手早く簡単に作れる絶品レシピは、主婦の間で長らく人気だ。ほかにも、グッチ裕三やキャイ〜ンの天野ひろゆき、木村祐一らもプロ並みの腕前で「今もレストランや居酒屋など多数の飲食店からプロデュースのオファーが絶えない」(芸能関係者)という。
'19年10月期のドラマでも、『グランメゾン東京』(TBS系、20日スタート)に主演する木村拓哉は天才シェフ役、『4分間のマリーゴールド』(TBS系、11日スタート)では横浜流星が料理好きの高校生を演じるなど、イケメンの料理男子が登場する。
「横浜は今月8日に行われたドラマの記者会見で、“料理経験がないので現在、猛特訓中”と明かしていた一方、キムタクは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、放送終了)の料理コーナー「BISTRO SMAP」の中で、華麗なる手さばきを披露していました。プライベートでも、妻の工藤静香と比べても遜色ない腕前だそうです」(スポーツ紙記者)
学生時代にバーテンダーをしていた向井理もかなりの料理上手であることは有名だが、「ジャニーズにも料理ができる男子が多い」というのは、女性誌記者だ。
「V6の坂本昌行は『ノンストップ!』(フジテレビ系)で料理コーナーを担当していますし、先の“スマスマ”では稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾も玄人レベルでした。他にも“水回りの横尾”の異名を持つKis-My-Ft2の横尾渉や、週4日は自炊するというNEWSの加藤シゲアキ、TOKIOの松岡昌宏、V6の長野博など、意外とたくさんいるんです」(以下同)
『聡明な女は料理がうまい』(桐島洋子=著)は昭和のベストセラーになった本のタイトルだが、令和では「イケてる男は料理がうまい?」という風が吹くのか。
「料理は頭も身体も使います。食べる相手が喜ぶレシピを考えながら、効率のいい段取りや味・盛り付けのバランス、テーブルコーディネートなどにも気を配る。凝り出したら奥が深いものです」
料理好きな男子たちはハートまでイケメンなのかも。今後も、新たなる料理男子の登場に期待大!?
(取材・文/小窪誠子)