9月12日に結成5周年を迎えたTHE RAMPAGE。3人のボーカルと13人のパフォーマーからなる彼らは、今年、自身初のアリーナツアーで24万人を動員。さらに、俳優などのソロ活動でも愛されるように。グループとしても個人でも、ますます魅力が増していく16人の撮り下ろしカットと爆笑トークをお届け。
グループを代表してリーダーでパフォーマーのLIKIYA、ボーカルのRIKUと吉野北人、パフォーマーの神谷健太、浦川翔平、長谷川慎、鈴木昂秀、後藤拓磨の8人にインタビュー!
「いろいろな時期があって、こうしてひとつになれている」
──約1年ぶりにリリースする2枚目のアルバム『THE RIOT(ザ ライオット)』。RIOTは、暴動のほかに、THAT’S A RIOTとすると“面白い”“盛り上がる”という意味のスラングに。
RIKU「今回のアルバムでは、新しいRAMPAGEを表現しました。これまでの僕らのイメージを覆し(暴動)、さまざまなジャンルの曲に挑戦したことで“面白い”“カッコいい”と楽しんでいただけたらと思ってつけたタイトルです。この1枚で今の僕らの実力やポテンシャルを感じていただけると思います!」
後藤「ファーストアルバムは、グループ名をそのままタイトルにした、自分たちはこういうグループですよという名刺がわりの作品だったんです。RIKUさんも言ってましたが、今回はヒップホップもあれば、R&Bもバラードもあって振り幅が大きいというか。いまの等身大の僕らを肌で感じてもらえると思ってます」
──リード曲『Move the World』はどんな曲に?
吉野「前回のアルバムのリード曲でラテン調の『LA FIESTA』の進化版で、さらにカッコいい曲に仕上がりました。ネクストステージに向かう僕らの心情が歌詞で描かれています。この曲だけでも“また、新たなRAMPAGEを見ることができそう”と、グッと期待値が上がるはずです」
──みなさんが見ている“ネクストステージ”とは、どんなものなのでしょうか?
吉野「いままでRAMPAGEは“勢い”や“ヒップホップテイスト”という特色をより強く打ち出してきたんです。でも、そこだけじゃなくて、もっといろいろな表現をしたいというか。結成からの5年で成長して大人になってきた16人で、まだ見せていない姿を披露できるグループを作りたいと思っています」
リアル反省会スタート!?
──ちなみに、みなさん“大人になった”という自覚はありますか?
後藤「僕、グループが結成されたとき15歳だったんです。高校に入りたてで、本当に右も左もわからない状態で。1から10までリーダーのLIKIYAさんを筆頭にメンバーに叩き込んでいただきました(笑)。グループ活動を通して社会勉強もできたという点で少し大人になったかなと思います。お酒を飲める年齢にもなりましたので」
長谷川「僕と昂秀も同じ15歳でグループに入りました。……大人になりましたね」
浦川「しみじみ言うね」
長谷川「昂秀はまだ(大人に)なってないなと思って」
LIKIYA「永遠のピーターパンだから(笑)」
長谷川「たまに遅刻しちゃうし」
──遅刻といえば、浦川さんも……。
浦川「あっ、ご存じでした?」
吉野「有名だもん(笑)」
浦川「自分、型で言うとスナイパーライフル型で。回数は多くないんですけど、一撃がすごくデカいので有名になりました!」
──ということは、鈴木さんは回数が?
鈴木「はい、多少」
LIKIYA「反省しないんですよ。だから繰り返しちゃう」
鈴木「反省してます‼ 本当に」
RIKU「これ、リアルな反省会みたいになってるから(笑)」
──9月12日に代々木公園の野外ステージで結成5周年の記念イベントを開催されました。その日は、みなさんでお祝いしました?
鈴木「当日じゃなくて、3日前に誕生日会も兼ねてやりましたね」
LIKIYA「夏生まれの龍とまこっちゃん(長谷川)とRIKUと(与那嶺)瑠唯の誕生日も一緒に」
全員「すごく楽しかったね」
浦川「カラオケで自分たちの曲を歌ったりして。(武知)海青とか瑠唯さんが歌うことが多いですね」
RIKU「まこっちゃんも(SEKAI NO OWARIの)『Dragon Night』歌ってたよね」
鈴木「ボイスチェンジして、歌うんですよ」
浦川「で、すぐに(鈴木)昂秀と口ゲンカしだして」
吉野「ケンカというより説教ね」
LIKIYA「でも、5分後には、ふたりで歌ってる(笑)」
長谷川「お酒を飲む席だと、つい“おまえちゃんとしろよ”って言っちゃうんですよね。説教するのは昂秀にだけです(笑)。日ごろ、たまっているものがあるのかな?」
鈴木「たまってるって……。ごめんな」
全員(爆笑)
親しき仲にも礼儀あり
──ステージからも16人の仲のよさが伝わってきます。いまの関係性を築くまでに、危機のようなものはありました?
LIKIYA「それは、ありました。グループの結成時は、それぞれどういう人間で、どんな性格をしているかもわからない状態でしたから。今だから言えますけど、ボーカルの3人はバチバチでしたから(笑)」
RIKU「バチバチって言うと誤解されますから! どんな考えを持っているか話して、お互いを理解していく時期はありました」
──例えば、どんな話を?
吉野「あまり深掘りしないほうがいいこともありますよ。……というより本当、覚えてないんです(笑)」
RIKU「そういえば、何かのお祝いしているときに、龍と昂秀が泣きだしたことがあったよね」
鈴木「あれ、龍はなんで泣いてたんだろう?」
吉野「話しているうちにアツくなっちゃったんじゃない」
鈴木「僕は、LIKIYAさんと話しているうちに……」
LIKIYA「最初、僕と昂秀で話してたら、いつの間にか違う人物が登場して」
神谷「ふたりが話しているのを聞いているうちに、アツくなってきちゃって。昂秀なりの正論なんだと思うんですけど、言い訳っぽく聞こえちゃったから“帰れ”って言ったことあります(笑)」
鈴木「言われました(笑)」
RIKU「なかなか、この関係って作れないですよね」
LIKIYA「いろいろな時期があって、こうしてひとつになれているのかなというのはあります」
──いまのベストな関係を保つ秘訣はありますか?
長谷川「気を遣い合うとかですかね。肌感で測る感じですが。思いやりをもって接することが大事なんじゃないかと思います」
神谷「僕もそう思います。親しき中にも礼儀ありじゃないですけど、親しいからと入り込みすぎてもダメだし。この人はこのくらいっておのおのが距離感を知っているからこそ16人がちゃんと16人でいられるのかな」
LIKIYA「それと、僕らってそれぞれ個性を出しながら16人でRAMPAGEに色をつけている感じなんです。常に向かっている方向を確認しながら進んでいるので足並みがそろっているのかもしれません」
──来年のアリーナツアーも発表されました。どんな内容になりそうですか?
LIKIYA「いま、みんなでアイデアを考えている段階です。逆にどんなステージが見たいですか?」
──みなさんの先輩のステージにもあったかと思いますが、女性ダンサーとの絡みがあると会場が沸きますよね。「見たくないけど……、見たい!」という感じで。
RIKU「手で目を覆うけど、指の隙間から見てるみたいな(笑)。僕らの曲にはラブソングもあるので、いつかそういう形で表現するときが来るかもしれませんけど、いつになるかは。でも、LIKIYAさん筆頭にいつかやってみたいとはメンバー一同、思っています(笑)」
LIKIYA「それ僕だけイメージダウンだから(笑)」
■好評発売中『THE RIOT』
メンバーの川村壱馬や吉野北人、龍、鈴木昂秀らが出演する映画『HiGH&LOW THE WORST』(公開中)の劇中歌『SWAG&PRIDE』や『FIRED UP』などを収録。
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すべて初回仕様には応募抽選用シリアルナンバー封入
スタイリスト:中瀬拓外
ヘアメイク:谷川一志(kind)、上野綾子(kind)、あき(kind)、葉っぱ(kind)