世間を騒がせた芸人たちによる闇営業問題、そのきっかけとなったのがカラテカの入江慎也(42)だった。6月に所属していた吉本興業から契約解除され、その後、都内で清掃活動に参加したことなどが報じられていたが、現在は何をしているのかというと──。
10月下旬の夜、彼の姿は新宿の老舗喫茶店にあった。
「某アパレルブランドの売れ行きとか、Tシャツやポーチなどにも興味があるようで、海外での事業展開も考えているみたいなことを話していました。ほかには力士の琴奨菊関や豊ノ島関の名前が何度か出てましたね」(居合わせた女性客)
どうやら親しい知人とビジネスの話をしていたようだ。
「最後に“完全な裏方になったから、いろいろ仕掛けていきたい”と元気そうに語っていましたよ」(同・居合わせた女性客)
芸人としては驚異の“自称・5000人”という友人を持ち、一時はコンサルティング業で月に280万円を稼いでいたという入江だけに、転んでもただでは起きないということなのだろう。
「とある出版社にも出入りしているようで、書籍の出版を検討しているみたいです」(芸能プロ関係者)
新規ビジネスの立ち上げに本格的に動き出したのか。11月中旬、自宅マンションから出てきた入江を直撃した。
田村亮、相方の矢部太郎とも連絡を取り合う
──今後は、アパレルや出版関係のお仕事をされるそうですね?
「アパレル事業なんて考えていませんよ。出版社に出入りしたのは、以前出した本の関係。本は今後出すかもしれませんが、今は考えていません」
──では、今のお仕事は?
「僕の個人会社『イリエコネクション』が10月8日に創立5周年を迎えてサイトを更新しましたが、そこに書いてあるとおり、今は清掃業とコンサルティング業です」
──お仕事は順調ですか?
「いやまだ全然(苦笑)。清掃業は週6日から7日。雇用形態はアルバイト。でも、そこの営業も一緒にやらせてもらっています。貯金を切り崩しながら生活する毎日ですよ」
──コンサルティング業のほうは?
「現在は10社ほど。騒動前からの会社のほか、騒動後に契約してくれた会社もありますよ。依頼企業の売り上げアップ策を一緒に考えたり、いろんな課題の解決とか。あと、その会社にプラスになるような人を紹介したりしています」
──宮迫博之さんや田村亮さん、相方の矢部太郎さんとはお会いしてますか?
「直接は会っていませんが、全員連絡はとり合っています。宮迫さんには相談に乗ってもらっていますし、矢部とは“清掃業は大変だよ”とかプライベートな話をしていますね。角界の人とは九州場所が始まるので挨拶してるんですよ」
幅広い人脈はいまだ健在のようだ。最寄り駅までの道を記者と話す入江は終始、笑顔。マスクもはずして、きちんとした対応を見せてくれた。ビジネスマン入江が、ついに再始動態勢に入ったようだ!!