羽生結弦 撮影/坂本清

「プレッシャーはあるし、期待されるだろうけど、それは結果としてついてくるもの。期待に応えたい気持ちはある」

 まさに有言実行! フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦となるNHK杯が行われ、羽生結弦が合計305・05点で見事、優勝を飾った。

3シーズンぶりのファイナル出場へ!

「ジャンプはまだまだできることが結構あったので、練習が足りないんだなと思います」

 悔しさをにじませたショートだが、結果は自身の世界記録にわずかに及ばない109・34点という高得点。翌日のフリーは195・71点をマークし、唯一の300点超えで圧勝した。

今大会、たくさんのエネルギーをいただけたので、それをバネにまた頑張りたい

 次戦はグランプリファイナル(12月6日〜8日)で、今年3月の世界選手権で敗れたネイサン・チェンとの一騎打ちが濃厚。リベンジを果たし世界の頂点へ、レッツ・ゴー、ゆづ!