「実は10月上旬ごろ、眞子さまは風邪をひかれて体調を崩されていました。
即位礼の前には風邪の症状はおさまって徐々に回復されているのですが、現在も痰がからまない“空咳”が続いていらっしゃいます。
呼吸器科の専門医に診てもらって特段の異常はなかったのですが、しばらくは空咳が続いてしまわれる可能性があるそうです」(秋篠宮家関係者)
1か月以上も咳が長引かれている状況に、眞子さまの周囲も心配しており、その原因はストレスだとも言われる。
「1か月以上も空咳が続いている状況であれば、まずは『咳ぜんそく』を疑うのが一般的です。
呼吸器感染症である風邪や、インフルエンザをきっかけにして咳ぜんそくになる人は非常に多いのですが、精神面でのストレスが影響することもありますね」
そう話すのは『池袋大谷クリニック』の大谷義夫院長。一般的に咳ぜんそくは、どのような方法で診断・治療を施していくのだろうか。
「まずはレントゲンで、がんや結核や肺炎などではないことを確認します。咳ぜんそく以外に副鼻腔炎や逆流性食道炎の可能性も考えます」
ほかにも、肺機能検査や気管支が狭くなっていないかのチェックなどをしたあと、咳ぜんそくに合致するかを判断するという。
「それらの検査から、咳ぜんそくの可能性が高いと考えられた場合は、吸入ステロイドで治療します。咳ぜんそくであれば、他人にうつす可能性はないので、外出するぶんには問題ありません。
ただ、場合によっては完治に1~2年かかってしまったり、“ぜーぜー”と呼吸困難を伴う気管支ぜんそくになる人も30%いらっしゃいます」(大谷院長)
季節の変わり目であり、10月以降は即位関連の儀式にご多忙だったことも、症状が長引いた原因かもしれない。
結婚問題は昨年から不動
さらに、11月30日に内容が解禁されるお父さまのお誕生日会見が近づいていることも、精神的なストレスを感じられている一因なのかも……。
というのも、国民の関心事となっているご自身の結婚についての質問が、会見で記者たちから問われる予定だったからだ。
「今年も、秋篠宮さまのお誕生日より少し前に赤坂東邸で会見が行われました。お代替わりに伴って皇太子と同格の『皇嗣』となられたことから、今年から妃殿下同席ではなく殿下おひとりで臨まれることになりました。
その場では昨年同様、眞子さまと小室圭さんのご結婚に対する考えや、見通しについての質問がありました。
しかし、殿下は“昨年と変わらない”というお答えで、昨年の状況からまったく前進していないことが明らかになりました」(宮内庁関係者)
週刊女性も既報していたが、即位関連の儀式が終了していない今回の会見で、眞子さまの結婚問題に関する明言は避けられた秋篠宮さま。
「昨年のお誕生日会見で発言された“多くの人が納得して、喜んでくれる状況にならなければ『納采の儀』を行うことはできない”というお気持ちは変わっておられないということなのでしょう。
つまり、結婚延期の原因となったといわれている小室さんの母・佳代さんと元婚約者である竹田さん(仮名)との間にある借金トラブルが解決しなければ“婚約させられない”と、改めて示されたのです」(宮内庁担当記者)
この会見では依然、眞子さまとのコミュニケーション不足も露呈したというのは、前出の秋篠宮家関係者。
現在も変わらず “娘から話を聞いていない”
「眞子さまと結婚に関する話し合いができていないことや小室家ともまったく連絡をとっていないことを明かされたそうです。
今年6月に行われた北欧への公式訪問前の記者会見でも、眞子さまのご結婚について“娘から話を聞いていない”と発言されました。
それから5か月たった現在も変わらず、結婚に関する話し合いはできずに、眞子さまがこの問題をどうお考えになっているのかが把握できておられないのでしょう」
秋篠宮さまと眞子さまが、ご結婚についての話し合いができないのは、小室家が抱えるトラブルに進展が見られないからだという。
「秋篠宮さまは、あくまで眞子さまの意思を尊重されたいと思われていて、“娘からは何も聞いていない”というおことばからも、眞子さまからのアクションをお待ちのスタンスのように感じます。
ただ、小室家が抱えている借金トラブルに進展がないため、眞子さまとしても結婚問題に対する改めての見解をご両親に伝えられない状況なのだと思います」(同・秋篠宮家関係者)
トラブル解決のめどがつかない現状を、竹田さんの代理人が次のように説明する。
「8月上旬に小室佳代さんの代理人弁護士と竹田さんの3人で顔合わせして以降、先方とは面会はおろか、連絡すらとっていません。竹田さんに連絡しても返事が遅く、今ではトラブル解決に対して、消極的になっているとさえ感じています」
しかし、そんな膠着状態を見かねたのか、秋篠宮さまは今回の会見で、結婚問題の“タイムリミット”についても語られたそう。
秋篠宮さま“最後の忠告”
「来年2月で結婚延期から丸2年が経過することに対して何らかの発表が必要といったニュアンスのおことばがあり、近い将来、事態が動くことを示唆されたのです。
宮内庁は以前、“再来年に結婚関連の儀式を行う”と発表している手前“来年2月あたりには結論を出さなくてはいけない”というお気持ちがおありなのだと思います。
このご発言の裏には、結婚延期の期限も迫り、眞子さまと小室さんに“アクションを起こしてほしい”といった“最後の忠告”の意味合いが込められているように感じられました」(前出・宮内庁関係者)
ある意味、秋篠宮さまから眞子さまと小室さんのおふたりにボールが投げられた形となったのだ。
「現状のままだと、結婚関連のスケジュールが再延期、最悪の場合“破談”発表の可能性すらありえます。
ご結婚の意思が固く、最悪の事態をまぬがれたいおふたりは、来年2月までに何らかの動きを見せなければならないでしょう。
具体的には、小室さんが留学中の『フォーダム大学ロースクール』が長期休みに入る年末に緊急帰国し、トラブル解決に尽力したうえで、秋篠宮ご夫妻にきちんと説明するなどの対応をとる形がいちばん望ましいと思います」(同・宮内庁関係者)
秋篠宮さまが提示された“タイムリミット”に、おふたりは間に合うのか──。