『4分間のマリーゴールド』打ち上げに参加した福士蒼汰('19年)

≪今期いちばん泣ける≫≪涙腺崩壊≫とSNSで話題を集めた、福士蒼汰主演ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)。同名の人気コミックが原作で、手に触れると人の死の運命が視える救急救命士(福士)と、義姉の禁断の恋を描いた医療×ラブストーリーだ。

「クールビューティーなルックスを生かし、悪女役のイメージが強かった菜々緒さんが、余命1年の薄幸ヒロインを演じたことでも話題に。初回こそ10・3%とふたケタ発進したものの、これまでのイメージと違いすぎる菜々緒さんのヒロイン役が賛否を呼び、2話でひとケタに転落してしまいました。

 しかし、原作にはない家族愛などを丁寧に描いたこと。また菜々緒さんの脱・悪女役の演技も好評で、回が進むことにハマる視聴者が増加。最終回は前話から2・2ポイントアップの9・2%をマークしました」(テレビ誌記者)

マスコミを完全シャットアウトの理由

 多くの視聴者が涙を流した最終回が放送された12月13日。渋谷区内のホテルにあるレストランで打ち上げが行われた。

「会場が入っているホテル1階のバーが通常営業をしていたこともあり、主要キャストは人目につかない裏口から会場入り。また『Yahoo!検索大賞2019』の“今年の顔”に選ばれた横浜流星さんら人気キャストが集結するとあり、裏口付近には常にスタッフが5~6人待機し、マスコミをシャットアウトしていました」(打ち上げの参加者)

 2時間ほどで1次会は終了。キャスト陣が会場を後にする際は、再び物々しい雰囲気に包まれたという。

『4分間のマリーゴールド』打ち上げ会場に入る福士蒼汰('19年)

「裏口ギリギリにつけた送迎車が何台も列を作るなどの異様な雰囲気に、事情を知らない通行人たちは“何ごと?”と驚いていましたね。厳戒態勢の甲斐もあり、撮影に成功したメディアはほとんどなかったようです」(同・打ち上げの参加者)

 旬なキャストが揃ったとはいえ、ここまでマスコミをシャットアウトするのも珍しいが……。

一部のネットメディアに、菜々緒さんが横浜流星さんを狙っているのでは? と書かれたのを気にしたのかもしれません。

 横浜さんは今年、飛ぶ鳥を落とす勢いですし、彼女自身もプロ意識が高い女性。“姉”として、弟役を演じた横浜さんのファンに変な誤解を与えたくなかったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 マスコミの目をかいくぐりながらも、福士や菜々緒は人気カラオケ店で行われた2次会にしっかり参加。深夜まで“花巻家”の楽しい宴は続いていた――。