稲垣吾郎
「“今がいちばん”って思っていたい」
――今年を振り返って
「今年は滞ることなく、流れのいい1年でした。舞台をやったり映画に出演させてもらったりしましたが、何よりもレストランをオープンさせてもらったときのことは一生忘れないと思います。'18年は環境が変わったばかりで慌ただしかったけど、'19年は地に足をつけて、落ち着いた心で、ひとつひとつの仕事に向き合えたと思います」
――忙しい中でも、“プライベートの時間もちゃんととれた”と
「そうなんです。それこそ『SMAP×SMAP』をやってたときは、朝から深夜まで撮影、なんてこともありました。でも、そこで体力づくりができたというか(笑)。
今はガッツリお休みはないけど1日の中でプライベートの時間を持つことができて、いいペースで毎日を過ごせています。まぁ、結婚してないから自由っていうのもありますけどね(笑)」
――今、幸せですか?
「はい。それはハッキリ言えます。でも僕がそう言えるのも、ファンのみなさんが幸せであることが前提なんです。僕は過去を振り返るのがあまり好きじゃなくて。でも、振り返りたい気持ちもすごくよくわかる。
先日もラジオで『夜空ノムコウ』を流したら、すごい反響だったんですよ。もちろん、そのときのことは大切にしているし、否定してるわけではないんですが、僕は“今がいちばん”って思いたいタイプ。だから、みなさんにも“今”に幸せを感じてもらって、そういう気持ちでお互いに来年もつながっていけたらいいなと思います」
草なぎ剛
「2人には、僕にはない才能がある」
――年末年始、欠かさずやってることは?
「数年前は、断捨離とかやってました。でも次第に“モノがあふれてたっていいじゃない”って思うようになって(笑)。僕の家、すごくモノが多いんです。最近はちょっと端に寄せて部屋に空間ができただけで、年末の大掃除をした気分になっています(笑)」
――12月30日には、愛犬・クルミちゃんが3歳に!
「親バカと思われるかもしれないけど、そうじゃなくて、実際にクルミはどの子よりも可愛いんです! こういうのを親バカと言うのかな(笑)。彼女、すごく優しいんですよ。僕が寝てると、気を遣って起こさないように静かにしてくれたりして。本当にいい子でしょ?(笑)」
――改めて3人で過ごしてみて
「ゴロさんと慎吾は、僕にはない才能を持っていて。いつまでも周りを飽きさせない力があって、近くにいていつも面白いな~と刺激を受けてます。2人は僕のこと、“何考えてんだ”って思ってるかもしれないですけど(笑)」
――来年はどんな1年に?
「僕の2020年は、主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』から始まります。稽古は大変だけど、ステージ上でみなさんから拍手をもらったりすると、そのたびに素敵な仕事だなって、感動しちゃうんですよ。そういう瞬間をたくさん感じられる1年にしたいですね。
ファンの方には、今年もたくさんお世話になっちゃって。本当にありがとうございました! そしてみなさん、(YouTubeの)チャンネル登録をお願いいたします(笑)。なかなか100万人を超えなくて。来年こそは……突破したい!!」
香取慎吾
「これ以上のサプライズは無理!(笑)」
――この年末、何かパーティーの予定は?
「クリスマスはよく友達とクリスマスパーティーをしてました。これまでサプライズもいっぱいやってきて、“フラッシュモブ”みたいなのもやったし。ある人が衣装ケースにずっと入ってて、食事も中盤になったときに“実はもう1人いました~”って突然、現れたり。最近はやりすぎてこれ以上のサプライズは無理!(笑)」
――新年は、元日のソロアルバム『20200101(ニワニワワイワイ)』発売からスタート!
「2020年ってオリンピック・パラリンピックがある年で、日本中みんなが同じタイミングで笑顔になれる。タイトルどおり、みんなの気分がワイワイと上がってくれたらうれしいです」
――アルバムを引っさげて、ツアーも!?
「やりたいですね~。でも、まずは作ることに必死だったので、あんまりコンサートのこと考えてなくて。今も言われて初めて、“ライブのこと、考えてなかったな……”みたいな(笑)。踊りたいし、歌いたい。だから、ライブもやりたいと思います!」
――来年の個人的な“野望”は?
「絵を描きたいですね。今も描いてますが、最近はうれしいことに依頼を受けて絵を描くことが増えてきて。もともと何も考えずにビールを飲みながら自由に描いていたので、またそういった時間が作れたらなって。
絵も音楽も、すべては自分がやりたくてやってること。その先には、ファンのみなさんが“何やってるの、慎吾ちゃん~”って笑いながら言ってくれてる姿を想像していて。来年もみなさんを笑顔にできる仕事ができたらいいな」
ヘアメイク/金田順子(稲垣)、荒川英亮(草なぎ)、石崎達也(香取)
スタイリング/栗田泰臣