「僕らの距離も、近くなったのかな」
稲垣 今年ももう終わりだね。いよいよ“年末”って感じ。
草なぎ なんだかんだ、忙しくさせていただいていて。今日もここに来る途中で“ゴロさんと慎吾さんが先に現場に入ってるんです”ってマネージャーさんが急いでて。なのに道を間違えるわ、渋滞にハマるわで(笑)。あせあせしてたんですよ。
香取 すごい焦って来たもんね(笑)
草なぎ でも必要とされてるところに向かっていく感じ、やっぱりいいよなって。お客さんも、いつも僕らのことを待っててくれるじゃないですか。それがすごくうれしい。
稲垣 そうだよね。ファンミーティングでも、すごく感じた。
香取 ファンの方との距離もグッと近づいたしね。
草なぎ 今年は3人で一緒にごはんに行く機会が今まででいちばん多くなかった? ファンミのあとは、ほぼ毎回行ってたし。ゴロさんなんて、慎吾とカラオケまで行ってたじゃない!
稲垣 そういう意味では、僕らの距離も近くなったのかな。
――普段、連絡をとり合ったりは?
草なぎ ちょこちょこと。3人のLINEグループとかはないんです。慎吾がLINEをやってなくて。
香取 僕、周りに連絡先を教えないこともあって、LINEは遠い存在(笑)。でも、今年は、ゴロちゃんがメールをくれたんですよ!
稲垣 (香取主演の映画)『凪待ち』がすごくよかったから、気持ちは“鮮度”があるうちにと。雑誌の連載で映画評もやっていて、インタビューもしたかったので。職権濫用です(笑)。
香取 それでもめちゃくちゃうれしかったよ。ゴロさんからのメールは年に1度あるかないかくらい貴重だから(笑)。
――今年も大活躍の1年でした
香取 3人のいろんな夢が叶った年でしたね。叶うのは10年、20年先だと思ってたから、『草なぎ剛のはっぴょう会』のステージを見てたら僕、涙が出そうになっちゃった。
草なぎ そう言ってもらえて、うれしいよ。そうそう、出川(哲朗)さんの番組への出演も決まったよね。いや~久々の大がかりなロケで緊張しちゃった(笑)。でも3人とも精いっぱいやったから、楽しんでもらえたらいいな。
稲垣 そういった今年できたベースみたいなものを、2020年にもちゃんとつなげていきたいよね。
香取 うん。僕たちがずっと応援してきたパラリンピックもあるし、いい1年にしたいね。
草なぎ 気合を入れるためにも、僕は元日に朝日を見たい(笑)。
稲垣 あ~いいね。初詣は? 行ってる? 仕事以外で。
香取 毎年ちゃんと行ってるよ。
草なぎ 僕、プライベートでは慎吾としか行ってない(笑)。
稲垣 僕もここ2~3年は行くようにしてる。気が引き締まるよね。僕らは応援してくださるみなさんに夢を叶えさせてもらってるところがあるので。来年も楽しいことを一緒にやっていけたらいいな。2020年もどうぞよろしくお願いします!
稲垣吾郎
ファンに対する“意識”に変化が
「20代のころは、応援してくださる方々に対して“ファンの方”って漠然としたイメージしかなくて。でもSNSでひとりひとりとつながったりすると、みなさん社会的にこれくらいの功績を残しているとか、お子さんがいるとか、何度も結婚されてたり……(笑)。いろんな人生を積まれていて、逆に学ぶことが多いんです。そんな方々に支えられて、なんだか心強いですね」
草なぎ剛
もしお店を出すなら?
「僕だったら何だろう。ギターが好きだから、それがいいかな。……って、僕が好きなギターを並べても売れないか(笑)。慎吾とゴロさんはお店をずっとやっていくことで何かまた新しいものに変わっていくんだろうなぁ。僕も、お店は出せないけど大好きなギターをずっとやっていけたらいいですね」
香取慎吾
女性の好きな冬ファッションは?
「“おしゃれは我慢”って言葉がありますが、周りからしたらムダと思われるようなことをしていても、本人のこだわりがあると、“いいね!”って。最近は(自身がプロデュースするアパレルブランド)『JANTJE_ONTEMBAAR』でもレディースを作ったりして。メンズよりもレディースに厳しくモノを言う自分に驚いてます(笑)