「小室圭さんは、ニューヨーク州の国際弁護士の資格を取得するため、アメリカの『フォーダム大学ロースクール』で猛勉強中ですが、12月18日に期末試験が終わり、いったん落ち着いたところです。
実は資格の取得以外にも、現地で活躍する弁護士との“パイプづくり”に熱心なんですよ。例えば、大学に特別講師として招かれた弁護士に、講義後に個別質問するなどして、積極的に自分をアピールしていると聞いています。
さらに、その一環なのか、雅子さまの妹・礼子さんの夫で、ニューヨーク州の国際弁護士として活躍している池田祐久さんに“コンタクトをとりたい”と話しているそうで、すでにお会いしている可能性すらあるのです」(フォーダム大学関係者)
3年間の留学後にニューヨーク州の弁護士資格を取得した後は、現地でしか活動ができないことから、今のうちに“人脈”をつくっておきたいということなのだろう。
しかし、そのお相手が、今年5月に皇后に即位された雅子さまの“義弟”ということには、彼なりの思惑があるのかもしれない──。
お二人がお気持ちを表明する重要さ
「12月17日、眞子さまは千葉県市川市の『新浜鴨場』を訪れ、外交団への接待役を務められました。今年は初めて佳子さまも同行され、イギリスやベルギーなど17か国の大使夫妻らをもてなされました」(皇室担当記者)
この1週間前にも、東京・六本木で“姉妹の絆”をテーマにした映画『アナと雪の女王2』をおふたりで鑑賞されるなど、最近は姉妹でのご活動が目立つ。いちばんの理解者である佳子さまとのご公務は、さぞ心強いことだろう。
というのも、いまだに結論が見えないご自身の結婚問題について、お父さまから“タイムリミット”を提示されてしまい、思い悩まれていると思われるからだ。
「11月30日に秋篠宮さまはお誕生日会見で“昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております”と発言されました。延期から約2年間が経過しようというのに、一向に進展がみられない現状を打破したいお気持ちが、にじみ出ておられたように感じます」(同・皇室担当記者)
このご発言に対して、名古屋大学大学院人文学研究科准教授で、象徴天皇制に詳しい河西秀哉さんは、こう話す。
「おそらく秋篠宮さまは、ご家庭で眞子さまとご結婚問題についてのお話ができていないため、お誕生日会見でご自分のお気持ちをお伝えしたのだと思います。
当然、報道などで眞子さまと小室さんも知ることになるので、おふたりに対して“来年の2月までに何らかの対応をとるべき”と、ボールを投げられたのだと感じました」
昨年8月に留学してから、1度も帰国していない小室さんには次のような提案を。
「小室さんは、借金トラブルの現状や見解を、記者会見などを通じて自分の口で国民に説明するべきだと思います。
戦後の象徴天皇というのは“国民に寄り添う”ことを大切にしてこられているので、小室さんも皇族と結婚する予定なのであれば、国民のことを考えたうえでの行動をとることが望ましいです。
結婚に伴う一時金は、国民による税金から捻出されます。今年1月に発表した文書では国民から理解が得られなかったので、きちんと自分の言葉で説明することが大切だと思います」(河西准教授)
借金問題は未だ難航を極める
秋篠宮さまがタイムリミットを示唆されたことで「大学が年末休みに入ったタイミングで小室さんが緊急帰国するのでは?」といった憶測も流れているが、事情を知る宮内庁関係者は、その噂を“完全否定”する。
「小室さんが帰国することはありませんよ。彼が帰国してしまうと、メディアが殺到して混乱することは必至ですし、小室家の周辺地域にも迷惑がかかるため“帰国しないでほしい”といった旨を、宮内庁側から伝えられているそうです。もちろん、秋篠宮ご夫妻の意向も反映されていると考えるのが自然でしょう」
小室さんが帰国できないのは、結婚延期の原因となったと言われる、母親・佳代さんが元婚約者との間に抱える借金トラブルがいまだに解決していないことも一因だろう。
元婚約者・竹田さん(仮名)の代理人男性は、現状を次のように説明する。
「今年の8月上旬に、相手の代理人弁護士とお会いしてからは1度も面会しておらず、まったく進展していません。一部の報道では“代理人同士がその後も交渉を続けている”といった記事もありますが、連絡すらとっていませんよ。
先日の会見で、秋篠宮さまが来年2月をデッドラインにされたそうですが、代理人として、竹田さんの意思がなければ動くことはできません」
小室さんは帰国もできず、借金トラブルの交渉も膠着状態であることから、留学先での勉強と現地弁護士とのコネクションを多くつくることに集中しているのだろうか。
そんな彼がアプローチをかけているという雅子さまの義弟・池田氏は、“超”がつくほどの優秀な弁護士だ。
雅子さまを頼りになられた眞子さま
「池田さんは東京大学、ハーバード大学、そしてハーバードロースクールを卒業後にニューヨーク州の弁護士となり、現在も活躍中です。国際的な総合法律事務所である『シャーマンアンドスターリング』の東京事務所の代表としても知られています。
日本経済新聞が毎年開催している『企業が選ぶ弁護士ランキング』に何度も名を連ねた経験のある、業界で知らない人はいない弁護士なんですよ」(全国紙社会部記者)
'00年に小和田礼子さんと結婚し、雅子さまの義弟となった池田氏。小室さんは、池田氏と同じニューヨーク州の弁護士を目指していることから、コンタクトをとろうとしたのだろう。
しかし、雅子さまの義弟と接触するにあたり、眞子さまの婚約内定者という“肩書”を利用したのではないかという疑念も生まれるが──。
「池田さんの情報に関しては雅子さまからお話があったのかもしれません。というのも、小室さんと婚約が内定したころから眞子さまは時折、雅子さまに結婚生活や海外生活、アメリカでの留学についての相談をされていたそうなのです。
当初から、小室さんはアメリカ留学を視野に入れていたそうですし、予定どおり結婚していれば、ご一緒にアメリカで生活されていた可能性があります。その後、なかなか解決のめどが立たない結婚問題についての話題もあったことでしょう。
雅子さまは、アドバイスするというよりは、いつも眞子さまのお話を優しく聞いてあげるスタンスなのですが、小室さんがニューヨーク州での弁護士を目指している話の過程で、池田さんの名前を挙げられたのかもしれません」(秋篠宮家関係者)
雅子さまは、皇室に入られる前に、アメリカやイギリスなどで生活されるなど海外経験が豊富で、結婚という意味でも眞子さまより“先輩”でいらっしゃる。先輩という意味では、上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんもいらっしゃるが今はそう簡単にお会いできない状況でもあるので、赤坂御用地内に住んでおられる雅子さまを頼られたのだろう。
国民からの風当たりが強い状況
池田氏に小室さんとの関係性について聞いてみると、
「小室圭さんとは、面識がありません」
と、所属する法律事務所を通じて回答があった。
「雅子さまはある意味、眞子さまにとって、いちばんの理解者なのではないか」と話すのは前出の秋篠宮家関係者。
「雅子さまは、お世継ぎ問題などが原因で療養に入られてから、心ないバッシングを受けられた過去があります。
現在の眞子さまも、小室さんとの結婚問題で国民からの風当たりが強い状況であり、精神的なダメージを受けておられるのは間違いありません。
そういった意味で、眞子さまのお気持ちが痛いほど理解できる雅子さまは、眞子さまにとって大切な存在になっておられるのだと思います」
皇后さまに優しく励まされながら、眞子さまは小室さんとの“悲願”を夢見ている。