ろくろを回すV6・長野博と真摯に耳を傾ける嵐・二宮和也

 令和2年、昨年はジャニーズ事務所にとっては試練の1年となったことだろう。

 亡くなった前社長・ジャニー喜多川さんが心待ちにしていた『東京オリンピック』開催イヤーとなった2020年。例年通り、大晦日の『紅白歌合戦』と東京ドームで開催された『ジャニーズカウントダウン2019-2020』を終えたジャニーズタレントたちが、続々と神奈川県内の有名寺院に訪れた。

ファンVS警備員の図も

 午前2時過ぎに姿を現したのはV6、嵐、山下智久、KAT-TUN 、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、SixTONESら。

 2時半からのお護摩に参加し、3時過ぎに、本堂から退出。

「ジャニーズのタレントたちが出てきたころ、一部のファンたちが、賽銭箱の横で警備員と揉み合いになっていました。ちょっとピリピリした空気でしたね」(居合わせた女性ファン)

 一番乗りで出てきた関ジャニ∞の村上信五は足早に車に乗り込み、後に続いた丸山隆平は上機嫌な様子でノリノリのキメポーズをして見せた。

 昨年、グループから錦戸亮が抜け不安視もされていたが、紅白ではピカチュウ&なにわ男子とステージを盛り上げ、5人になったことを感じさせないパフォーマンスでファンを安心させた。

 紅白歌合戦で大トリを務めた嵐は5人で参加。11月に結婚を発表した二宮和也は、V6・長野博と話し込みながら外へ。スッキリした様子で笑顔を浮かべていたのは、櫻井翔。活動休止までの残り1年間を笑顔で締めくくれることを祈りたい。

 その後、3時半すぎにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、Snow Manらが現れる。

「番組収録で左足首を骨折した濱田くんは、松葉杖をついてゆっくり移動していました」(別の女性ファン)

『SASUKE2019大晦日』のセット体験で骨折、カウコンもステージには立てず観客席で見守っていたジャニーズWESTの濱田崇裕は、メンバーに囲まれながら初詣に参加。

 紅白初出場を果たしたKis-My-Ft2は、疲れの色をにじませながらも、全員で参加。一際目立っていたのはルイ・ヴィトンの赤いマフラーを首に巻いていた藤ヶ谷太輔だった。4月から始まるドームツアーが発表され、2020年も7人で駆け抜けていくだろう。

 今年は、1月22日にデビューを控えるSixTONESとSnow Man、そしてA.B.C-Zも参加したジャニーズ初詣。愛する恩師との別れを乗り越えた、ジャニーズタレントたちの1年を見守りたい。

*記事内に「12月に結婚を発表した二宮和也」とありましたが、正しくは「11月に結婚を発表した二宮和也」でした。訂正して、お詫び申し上げます(2020年1月3日5時20分修正)。