'87年公開の映画『さらば愛しき人よ』製作発表での石原。当時23歳

《この度私は11月1日からアクセルミュージック事務所の所属となりました》

 石原真理子(55)が昨年、ブログで《ご報告》としてアップした文章である。芸能活動を本格的に再開する告知かと思ったら、文章が続いていた。

《この発表はオフィシャルです》《私は吉川晃司に属しております》

 アクセルミュージックとは、吉川晃司の個人事務所。

 念のため、問い合わせてみると、

「石原さんのブログは噂で聞いていますが、見てはいません。(所属したという)そのような事実はありません」

 と、バッサリ。

 石原といえば、高校時代にスカウトされて、いきなり映画デビュー。'83年から放送のドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)にもレギュラー出演し、清純派女優として注目された。しかし、'85年ごろに既婚者だった玉置浩二との不倫が発覚し、大バッシングを受ける。

「'06年に玉置さんとの不倫も含めた暴露本を出したと思ったら、'09年に玉置さんとまさかの復縁交際。しかし、アメリカ人夫との籍が抜けておらず、破局。'18年には男性週刊誌で“54歳の水着姿”を披露しました。ブログの内容は“宇宙”や“神”のことばかりです」(スポーツ紙記者)

 昨年12月、石原が以前、住んでいた都営住宅を訪ねた。

「いま住んでいるのはお母さんだけです。石原さんは、数年前は見かけましたけど、今は見ません」(近所の女性)

石原の母が語ったのは

 インターホンを鳴らすと、86歳になるという石原の母親が応対してくれた。

「たまに来ますよ。昨日も来てくれたの。料理が上手で、よく作ってくれるし、掃除もやってくれますよ」

 一緒に住んではいないが、世話を焼いてくれるという。

「芸能界に復帰することは考えていないようで、ずっと文章を書いているみたい。暴露本? いえ、エッセイと言っていました。現在の自分について、執筆活動をしているんです。娘は昔から書くことが好きだったから。小説も書きたいって言っていましたよ」

'13年、母親と住む都営住宅に同居していた時の石原真理子。変装した姿が近所で目立っていた

─ブログでは宇宙や神について書いていますね?

「そうそう、好きなのねー」

─吉川晃司さんの事務所に入ったとも書いていました。

「そうなの? その方と付き合いがあったなんて知らなかったわ。注意しておきます」

 石原の母には、どうしても言いたいことがあった。

私は玉置浩二さんのことを絶対に許すことはありません。娘は殴られて病院にも行ったんですよ。周りの評判も最悪で、1度会ってキッパリ言いました。“うちの娘はお付き合いさせられません”と。被害が少ないうちに別れさせてよかったですよ」

 腰が悪いそうだが髪は真っ黒で意気軒昂。ハッキリした顔立ちは娘とソックリの母。で、石原は今どこにいるの?

昨日から姉と(山梨県)清里へ行きました。たまにはいい空気を吸うのもいいことよ。真理子本人にインタビューしてほしかったですね」

 神や宇宙については難しいが、堂々と“吉川晃司に属する”と言い切った、その真相について聞いてみたい。