渡邉多緒 撮影/矢島泰輔

「グランプリになったばかりのときは全然、実感が湧かなかったんですけど、今はちゃんと芸能界で活躍できるのかなって、少し不安な気持ちが出てきました」

100枚以上のサインを書きました

 昨年11月に行われた『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。1万7165人もの応募のなかから、“令和初”のグランプリに輝いたのは、静岡県出身の中学1年生・渡邉多緒くん!

「コンテスト後、スマホを見たらものすごい数のLINEが来ていたのでびっくりしました。学校に行くと、別のクラスの友達からも“サイン書いて”って言われて、100枚以上のサインを書きました(笑)」

渡邉多緒 撮影/矢島泰輔

 12歳という、史上最年少グランプリでありながら、身長はすでに174センチとスタイル抜群。おしゃれな洋服もサラリと着こなす姿は、まさに未来のスーパーモデル♪

洋服は、お母さんとシェアしているんです(笑) コンテスト当日に着ていた赤いアウターもお母さんが使っていたもので、着てみたら“いいじゃん!”と家族に褒めてもらったので、当日着ていくことにしました」

 取材当日、名前の入ったトロフィーを受け取った多緒くん。

「コンテスト終了後、まだ名前が刻印されていないトロフィーを持って帰ろうとしたら、編集部の人たちに止められました(笑) どうしてもその日に持って帰りたかったんです。ずっと支えてくれたお母さんに“早く実物を見せたい!”って思っちゃって」

 そんな母思いの多緒くんは今後、モデルや俳優として活動してみたいという。今はそれ以外にもやってみたいことがあって……?

「アナウンサーにも挑戦したいです。地元の静岡でテレビに出演したときに、密着してくださった男性のアナウンサーさんがとても優しくて、僕もああいうカッコいい大人になりたいと思ったことがきっかけです」