2020年1月13日、男子バドミントン選手の桃田賢斗がマレーシアで交通事故に巻き込まれて入院したことが、バドミントンの人気が高い中国のネット上でも大きく注目された。
中国国内からも人気の桃田
新浪体育の微博アカウントは13日、12日にマレーシアで開かれた国際大会で優勝したばかりの桃田が、13日早朝にクアラルンプールの空港に向けて自動車で移動していたところ、この自動車が大型トラックに追突したと紹介。
自動車の前部がトラックの後部にめり込むように潰れた現場の写真を掲載したうえで、運転手が死亡し、桃田とコーチ、トレーナーの3人が全員負傷して入院したことを伝えた。
日本のみならず世界のバドミントン界を代表する選手で、東京五輪では金メダルの最有力候補と目されていた桃田。
過去の不祥事を乗り越えて復活し、その謙虚な姿勢と向上心から中国でも桃田の人気は高まっている中で発生した突然のアクシデントに、中国のネットユーザーも驚きを隠せなかったようだ。
中国のネットユーザーからは「ニュースを見てひどく驚いた」「ありえない。大事に至らないことを願う」「大好きな選手。必ず回復してほしい」「無理して試合に出ないでいいから、五輪に合わせてしっかり回復してほしい」「ハイレベルな選手の試合を楽しみにしているから、ぜひ何事もなく五輪に出場してほしい」など、事故に対する驚きとともに桃田の早期回復を祈る声が数多く寄せられている。
また、「しかし、この運転手はどうしてこんな大型トラックにくっついて運転していたのか」「マレーシアの運転手はかなりスピードを出すから」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/川尻)