いまだに鎮火する気配が見えてこない“東出昌大不倫騒動”。
日ごとに追い詰められていく東出と、不倫相手の唐田えりか。芸能界の不倫騒動では、ある程度時間が経つと「もういいだろう」「そこまで責めなくてもいいんじゃないか」という声が聞こえてくるものだが、5年の結婚生活のうち3年間、しかも妻が妊娠中や子育てで大変な時期での不倫劇だったからか、世の女性たちの強い反感を買っている。
そして追い打ちをかけるように『週刊文春』(2月6日号)が第2弾を撃ち込んだ。
「第2弾というのは、記事を否定された場合の反撃であることが多いのですが、東出サイドが最初の記事について“ほぼ事実”と認めました。また東出も唐田も、可哀そうと言えなくもないくらい叩かれ続けていますから、武士の情けじゃないですが、もう第2弾はないと思われていました。
にも関わらず続報が出た裏には、鳴りやまない非難のなか、世間がまだまだ注目しているとみたからでは? 『文春』も“これはイケる”という手ごたえを感じたんじゃないでしょうか」(女性誌記者)
それにしても、東出・唐田に不利となる詳細な情報がこれだけ出てきたとなれば、ふたりの置かれた状況はますます厳しいものとなるのは間違いない。杏が激怒したという“メールのやりとり”が詳細に記されていることから、おそらく情報は彼女サイドから流れているのだろうが、そこまでして彼らを追い詰めたいというのは、その怒りが相当なものだということが推測される。
「東出さんの事務所は“関係修復に向けて話し合っている”とコメントしていましたが、杏さんは話し合いを拒否しているようです。報道では今年1月に決定的な証拠を握った彼女が東出さんを家から追い出したとありますが、実際には、昨年から何度も注意をうけていたんです。そのころから夫婦の間には完全に亀裂が入っていました」(芸能プロ関係者)
'19年12月31日。杏と東出はベトナム・ダナンにある世界遺産『ミーソン遺跡』にいたという。小雨がパラつくなか、遺跡をめぐるふたりの様子を居合わせが観光客が語る。
「杏さんと東出さんは、男女5、6人ぐらいのグループと一緒に遺跡の観光ツアーに参加されていました。お子さんの面倒を見ているのはずっと杏さんでした。
ふたりが会話をしている様子はまったくなく、同じ場にいながらも別行動をしているといった感じでした。それから、途中の売店には、休憩できるスペースがあったのですが、ふたりが同じテーブルにつくことはありませんでしたね」(居合わせた観光客)
東出は半袖半ズボンにサンダル。キャップを逆にして被って素顔をさらけ出していたが、一方の杏の様子は対照的だったという。
「東出さんは堂々とされていました。“ね〜、写真撮ってよ〜“と大きな声で友人男性に頼んだりと、普通の観光客のようにゲラゲラ楽しそうにされていました。一方の杏さんは、周囲をかなり気にしていて、日本人観光客になるべく近寄らないようにされていた感じでした」(居合わせた観光客)
南北に別れていたベトナムはふたたびひとつになったが、果たしてふたりは──。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。