マスクをつけて慣れた手つきで食材を買っていた浜辺美波('20年1月)

「アリバイは崩れました」

 にこやかに決めぜりふを放つ美少女にたくさんの刑事が翻弄される─。

 2月1日から始まった、浜辺美波主演のドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系)が好評だ。

「浜辺さん演じる探偵が、1回5000円で、事件に関わるアリバイを崩していく物語。ほかの出演者は、安田顕さんや勝村政信さん、成田凌さんなど、豪華なメンバーがそろっています」(スポーツ紙記者)

“売れっ子”になった代償

 浜辺は'11年に沢口靖子や長澤まさみらを輩出した『東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞したのを機に、芸能界入りした。

1度聞いたら忘れない“浜辺美波”という名前は、芸名のように思われますが、実は本名なんですよ。'17年に公開された映画『君の膵臓をたべたい』で演じた病気と闘う少女役で注目を集め、ドラマや映画、バラエティー番組などあらゆる分野で活躍し、着実に知名度を上げています」(同・スポーツ紙記者)

 現在19歳で、将来を期待される若手女優のひとりだ。

「昨年2月まで高校に通いながら芸能活動をしていました。これまでは授業のため仕事が制限されることもありましたが、卒業を機に仕事に専念できるようになりました。“今まで以上に仕事で結果を出したい”と意気込んでいますよ」(同・スポーツ紙記者)

 すっかり売れっ子になったが、そのぶん多忙な日々を送っている。

「毎日のように、朝から夜遅くまで撮影があり、主演として舞台挨拶や雑誌のインタビュー、さらに宣伝も兼ねたバラエティー番組にも出るなど、超ハードスケジュール。そのためか、周囲に“なかなか寝る時間がない”と漏らすなど、疲れを見せることもあるそうですが、どの仕事にも精力的に取り組んでいます」(テレビ局関係者)

お疲れなのか1/11の『しくじり先生』(テレビ朝日系)ではうたた寝する姿も

 劇中では華麗にアリバイを崩しているが、私生活では絶対に“崩さない掟”があるみたい。

「どんなに疲れていてもほぼ毎日、きちんと自炊をしているんです。仕事が終わった後も、肉や魚、野菜のバランスを考えたメニューを作っているそうですよ」(同・テレビ局関係者)

栄養バランスを考える優等生っぷり

 実際、ドラマの撮影中でもあった1月中旬の午後10時すぎには、都内のスーパーでこんな姿が目撃されている。

「ひとりで、肉や野菜などの食材をまとめ買いしていました。夜遅い時間だったので、これから家に帰って料理を作るのかと感心しましたね」(目撃した女性)

 “浜辺食堂”は、仕事先でも見られるようで……。

「ドラマの休憩時間は弁当が出ますが、それだけだと栄養が偏った食生活になってしまうので、家で野菜を簡単に調理して、仕事先に持ってくることもあるんですよ」(前出・テレビ局関係者)

 地道な努力がなければ“美しい波”には乗れないのだ。