FANTASTICS from EXILE TRIBE 撮影/森田晃博

 昨年、デビューから1年とたたずに約4万3000人を動員した初のホールツアーを成功させたFANTASTICS。歓声と笑いに包まれたステージから、表現力の豊かさと底知れないポテンシャルを感じさせてくれた彼らが初のアルバムをリリース! 

中島「アルバムのタイトルにもなっている『FANTASTIC 9』という曲は、いままでの僕らの道のり、そして、この先への思いを歌詞にしたバラード曲です。悲しいこともあるけれど、前向きに頑張っていこうというメッセージを込めています。そこには、デビュー直前まで一緒に走ってきた(亡くなった中尾)翔太くんへの想いもあって

八木「聴いてくださる方に寄り添うイメージで歌いました。サビの部分は、メンバー全員で合唱しているんです。そういう意味でも、ずっと歌い続けていきたい大切な曲になりました

木村「最近、気づいたら口ずさんでいるのがこの曲。ライブ会場でファンのみなさんと歌ったら、すごくいいだろうなと想像しています」

「いちばん輝ける場所」は

 これまでに発表してきた4枚のシングルも収録したこのアルバムを引っさげた初のアリーナツアーが決定している。

瀬口「去年のホールツアーでいちからステージを作り上げていく経験が初めてできました。そのことでメンバーの結束力がすごく強くなったと思うんです」

佐藤「それに、会場のみなさんの反応を知ることもできました。それをふまえ、メンバーそれぞれが“もっとこうしたい”という気持ちを持ったと思います。今回はアリーナなので、ステージもかなり広くなりますし、できることも増えるので本当に楽しみです」

世界「FANTASTICSがいちばん輝ける場所って、ライブだと僕は思っています。ライブアーティストとしての実力をさらにつけていく意味でも、会場に来てくださったみなさんの心に突き刺さるようなパフォーマンスをしていきたいです」

 アルバム発売日の2日後は、バレンタインデー。誰がいちばんチョコレートをもらえそうか予想してもらうと、

佐藤「(瀬口)黎弥だな、絶対」

澤本「いや、(佐藤)大樹くんだよ」

世界「(中島)颯太と黎弥じゃない」

「毎年、マネージャーの小学生の娘さんからチョコレートをいただくんです」

世界「そうなんですよ! かわいいチョコを。ひとりひとりにお手紙も書いてくれていて」

 ホワイトデーには全員でお返しを?

世界「それぞれですけど、僕はしています」

中島「僕もお返ししましたよ」

「僕も」

佐藤「えっ⁉」

世界「大樹はしない派なんだね(笑)」

八木「(小声で)僕もしてないかも……」

澤本「ホワイトデーっていつでしたっけ?(メンバーから「3月14日!」の声)いつも忘れちゃうんですよね。でも、今年は、ちゃんとお返ししたいと思います(笑)」

メンバーみんなでやりたい!!

 昨年のホールツアーの写真を中心にまとめた初の写真集を今春発売。初づくしの彼らがプライベートで経験してみたい“初めて”は?

中島「作詞、作曲です」

「それ、仕事じゃない?」

中島「プライベートから発展させて仕事につながったらいいなと思って。FANT
ASTICSの曲として発表できるようになるのがいちばんの夢なので」

佐藤僕、登山です。なかなか行く機会がないので、富士山とか登ってみたい」

「わかる! 僕もです」

八木メンバーとお花見がしたいな。みんなではやったことないよね」

木村僕は、初日の出を見たいです。(メンバーが固まるのを感じて)えっ⁉

澤本「見たことないの?」

木村「ありますよ! でも、みんなで見たいんです!」

澤本「僕は、メンバーと料理がしたい」

瀬口「お弁当作ってみたいです! お弁当って、なかなか作る機会がなくて難易度が高くない?」

佐藤「自分用? メンバーに?」

瀬口「メンバー同士で作り合う」

全員「えー!!(笑)」

世界「僕、スカイダイビングですね」

澤本・中島「やってみたい!」

堀「絶対、無理です僕……」

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