アジアで活躍するトップスター、ジェジュン。流暢な日本語、心を打つ歌声、笑顔を誘い出すトーク。日本の音楽番組、バラエティーでも活躍する彼が両A面シングルをリリースする。インタビューすると本音を話してくれた。
聞きたかったあの思いを
語ってくれたジェジュン
いつ会っても変わらない人懐こい笑顔。と思えば、撮影が始まった瞬間にスターのオーラをまとう。トークはいつもウイットに富んで笑いが絶えない。毎回、“魅力的な人だ”と思わせるのがジェジュンだ。
1月に韓国で約4年ぶりのミニアルバムを発表。初週で10万枚以上を売り上げた。
「CDがあまり売れなくなった時代なので、とにかくうれしいです。ダウンロードばかりの韓国では、なかなかありえないこと。本当にみなさんのおかげだと思います」
感謝を語ったジェジュンが日本で3枚目となる両A面シングル『Brava!! Brava!! Brava!!/ Ray of Light』をリリースする。
「どっちも雰囲気が全然違う曲になっています。『Brava!! Brava!! Brava!!』はダンスナンバーで、『Ray of Light』は、難しいロックバラード。サビが終わって、大サビにいくところが本当に難しい。高音がずーっと続くので。前半は明るくて、途中で絶望的な感じがして、最後に明るく乗り越えていく。そんなストーリーの歌詞です」
3月11日に発売されるこの曲は、別れを経験する人の多いこの時期にピッタリな希望をくれる曲。別れといえば、涙。最近、涙したことがあるか聞くと、
「泣いた……。めちゃめちゃ泣いたのは、(昨年11月に旅立った)HARAちゃんのことですね。あのとき、1年分くらい泣いたかもしれない。KARAのメンバーとは、親戚とか家族みたいに仲がいいので。
ちょうど同じ時期に、日本で歌番組の生出演があったんです。しばらくあまり眠れていなかったし、自分の感情もまだ戻ってきていない状態で、声の調子もよくなかった。プロだから言い訳せずにちゃんと歌わなくちゃいけないんですけど、すごく不安でした。できる限りの力で歌ったんですが」
ジェジュンの気持ちを理解し、SNSで感謝を伝えるファンも多くいた。
「ファンのみなさんはわかってくださると思います。でも、そうではない方もいらっしゃるので。本当に複雑な思いでした」
仲よしの日・韓・中
豪華イケメンで初仕事
芸能界にも仲間の多いジェジュン。今年発売された中国の雑誌『時尚COSMOPOLITAN』2月号では、親交のある山下智久、ハンギョンと撮影に臨んだ。
「(韓国で芸能活動をしていた)ハンギョンとは、何度か仕事をしたことがありますが、山下とは初めて。仲のいい3人で誌面を飾ることができて、うれしかったです。プライベートでそろって会うのは、年に1回実現するかどうかなので、3人で“すごい、奇跡だね”って(笑)。
僕とハンギョンは韓国語、ハンギョンと山下はちょっとした英語。山下と僕は日本語でコミュニケーションをとります。山下って、自分からはそんなに話さない。ハンギョンもそう。大人って感じなんです。だから、僕がふたりの通訳もしながら、ずっとしゃべっています。大人なふたりにかわいがってもらっている感じじゃないかな(笑)」
■東京オリンピックで気になる〇〇
「今年は東京でオリンピックが開催されますよね。注目している種目はサッカーかな。あと、卓球! 自分ですることはないんですが、見るのが好きなんです。あんなに速く動く小さいボールがよく見えるなと思って。すごいですよね。
卓球は、日本と中国が強い。(ぜひ、日本を応援してください! と伝えると笑いながら)はい、応援します。頑張ってください!! 僕は日本でライブができるように頑張ります」
■愛猫ネネちゃん&ココちゃんとの距離
「しばらく韓国に行って日本の家に帰ってくると、ちょっと2匹との距離を感じるんです。3日目くらいで、その距離がなくなる。でもそうなると、今度は仕事に行くときが大変。2匹とも性格が違うので、ネネがあっちに行ったら、ココはこっち。猫部屋に入れるのが大変です!
人見知りになって、おとなしい3日間のほうが楽かもしれない(笑)。2匹を見ていると“何も考えていないんだろうな。幸せな人生だな”と思うときがあります。ときどき、羨ましいなぁって(笑)」
『Brava!! Brava!! Brava!!/Ray of Light』3月11日発売
初回限定盤(CD+DVD)1800円+税
通常盤(CD)1200円+税
スタイリスト/大井慎弥、ヘアメイク/村松直美
衣装協力/Andersson Bell、space craft、TOSS、WRAPINKNOT