満を持して、と言っていいだろう。俳優の木村拓哉(47)と歌手の工藤静香(49)の長女Cocomi(18)が、3月28日発売の『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)5月号で表紙を飾り、芸能界デビューすることが発表された。
Koki,とCocomi、姉妹そろって同じ道を行く?
2018年5月に芸能活動を開始したKoki,(17)から遅れること約2年。このたび“最終兵器”である長女までが芸能界入りを果たし、名実ともにNO.1のタレント一家となった木村ファミリー。
これまであまり表立って発言してこなかった木村も、中国版SNS・Weibo(微博)に「go FLY!! my ANGELS!! TAK」(羽ばたけ 俺の天使たち)とメッセージを投稿し、娘たちの新たな挑戦にエールを贈った。
昭和のアイドルをほうふつとさせる、クラシカルな雰囲気が目を引くCocomi。幼少期から音楽に囲まれて育った彼女は、3歳でヴァイオリンを、11歳でフルートを習い始め、桐朋女子高校音楽科をこの春卒業するという。
「4月からは大学に進学し、フルート奏者としてさらに腕を磨いていくそうです。しかし、さすがは芸能界きっての美形夫婦の娘。すでに高級ブランド『ディオール』のジャパン・アンバサダー就任が決定していることも驚きですが、3月19日付の『スポーツニッポン』によれば、“ディオール関係者が1年以上前から注目し、演奏会を見に来ていた”とのこと。
一般人のころから両親譲りの美貌が目を引いていたようです。一方で、妹のKoki,も『エル・ジャポン』(ハースト婦人画報社)でモデルデビューしたのち、当時15歳の史上最年少で『ブルガリ』アンバサダーに就任しています。姉妹そろって同じ道を行くことになりそうですね」(女性誌ライター)
このままいけば“姉妹格差”も
デビューの仕方はそっくりな2人だが、こんな違いもあるようだ。
「一番対照的なのは、ビジュアルや醸し出す雰囲気ではないでしょうか。“木村にそっくり”と騒がれたKoki,に対して、Cocomiは“母親の工藤似”という声が多いです。2人とも両親の要素は受け継いでいますが、キリッとした目鼻立ちでキツネ系美人の妹と、タレ目がかわいらしいたぬき顔の姉といったように、顔の系統は全く違います。
今でいう広瀬アリス(25)・すず(21)姉妹の逆バージョンといった感じでしょうか。2人ともモデルとしてキャリアを積むようですが、おのずと似合うファッションも違ってくるでしょうね」(前同)
また、姉妹タレントならではの懸念もあるという。
「先にデビューしたKoki,は、初のCM発表会にマスコミが殺到したり、その年のYahoo!検索大賞『モデル部門賞』を受賞したりと、“木村家の秘蔵っ子”として何かと注目度も高かった。しかし、今回のCocomiも全く同じ路線ですからね。すでに“次女のインパクトには負ける”“なぜ路線を変えようと思わない?”といった厳しい声も出ています。
先行者の利益が大きいのはビジネスと同じ。このままいけば、有村架純(妹/27)と藍里(姉/29)や一時期の倖田來未(姉/37)とmisono(妹/35)のように、露出や人気面での“姉妹格差”が生じかねません。双子のように育った姉妹だけに、お互いを意識している部分は少なからずあるはずです。何かをきっかけに不仲にならなければよいのですが……」(同)
19日のインスタグラムで「最高の姉で親友、私の分身」とコメントを添え、姉Cocomiとの仲むつまじい2ショットを公開したKoki,。周囲の雑音を吹き飛ばし、芸能界の“おしどり姉妹”として末永く活躍してほしい!