市川海老蔵

昨日は、志村けんさんが、今日はお世話になった監督が、悲しい事だらけです。御冥福を祈るしかない日々に悔しさありますが、心から御冥福をお祈りします

 3月31日、自身のブログでこうコメントをしたのは市川海老蔵(42)。新型コロナウイルスが原因で、海老蔵が主演した映画『出口のない海』の佐々部清監督が亡くなり、悲しみに暮れる日々のようだ。

海老蔵、厳戒体制の舞台裏

 さらに、ウイルスは海老蔵の“一世一代の公演”にも黄色信号を灯らせている。

「コロナ感染拡大の状況を鑑みて、5月から3か月連続で東京の『歌舞伎座』にて行われることになっている『13代目市川團十郎白猿襲名披露公演』の延期を検討しているそうです。この公演では、長男の勸元くんも『8代目市川新之助』を同時襲名する予定です。さらに『4代目市川ぼたん』こと長女の麗禾ちゃんが、本公演の『七月大歌舞伎』で歌舞伎座デビューすることも決定しており、海老蔵さんは思い悩んでいるでしょうね」(スポーツ紙記者)

 また、團十郎襲名の記念として今夏、海老蔵主演のドラマが放送される予定だ。

「フジテレビ系の特別ドラマ『桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~(仮)』に、海老蔵さんが織田信長役で主演します。信長は、市川團十郎の屋号である『成田屋』で重要な役割を担っていたことで知られており、海老蔵さんも“信長役なら”と快諾したと聞きました」(制作会社関係者)

 以前放送されたドラマでも信長役を演じた経験があり、今回は“とある理由”で気合が入っているというのだ。

「信長の妻・濃姫役を広瀬すずさん、母親役を黒木瞳さん、桶狭間で戦った宿敵の今川義元役を三上博史さんが演じ、共演者も豪華な布陣で固めています。そして、未発表ではありますが、勸元くんと麗禾ちゃんの2人も出演予定なんです。それぞれ、重要な役どころの幼少期を演じるそうですよ」(フジテレビ関係者)

 家族総出で襲名行事を盛り上げようとしている海老蔵一家だが、撮影現場では“緊急特命”が発令されていて─。

3月初旬に撮影が始まったのですが、コロナウイルスの感染者が日本でも徐々に出てきたころ、海老蔵さんは“子どもたちがゼッタイに感染しないように!”と周囲のスタッフたちに口すっぱく注意していたんです。

 京都にある時代劇セットでの撮影が多かったのですが、キャストやスタッフもみな、マスク着用とアルコール消毒を徹底していました。そんな中でも、海老蔵さんはピリついた雰囲気で、現場のウイルス対策をかなり気にされていましたね」(前出・制作会社関係者)

 ドラマが放送されるころには、コロナ騒動も終息していればいいのだが……。