《腹筋200回、レッグレイズ100回、腕立て伏せ30回3セット、ディップ7回3セット、サイドレイズ15回3セット。staying home》
4月28日に中国版ツイッター『ウェイボー』を更新した木村拓哉。新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が促される中で、“STAY HOME”を守りつつ自宅でトレーニングに励んでいることを伝えた。
「本来なら、ドラマ放送の真っ只中だったはずが、コロナ禍で放送日時が延期され、撮影も休止中です。身体を鍛えることで自宅時間を有意義に使っていますね」(テレビ誌編集者)
4月16日にスタートする予定だった主演ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)。危険を伴うボディガードを演じる作品だけに、見所の一つである激しいアクションシーンをこなす肉体が要求される。そのため日々のトレーニングは欠かせないということか。
この木村のように、自宅でできる筋トレやエクササイズを取り入れる動きが一般でも広がっているようだ。
「不要不急の外出ができない今、運動不足や“コロナ太り”が気になるのでしょう。実際に、ダイエットやトレーニング方法に関する動画の再生回数が軒並みアップしています。中でも人気なのが《30日で腹筋を割る》《週3日の耐久戦、腹筋でお腹を割る》などの腹筋動画で、ともに1000万回以上見られています」(ネットニュース編集者)
筋トレで“コロナストレス”を発散
SNS上では実際、STAY HOMEの状況下において、
《コロナで出歩かない影響はすべて腹にきました(笑)最近は娘を背中に乗せて筋トレです》
《コロナ期間中にバキバキに腹筋割りたいので頑張ってます》
《コロナで出歩く事ができないので良い運動となっており、加えて、ストレス発散にもなって一石二鳥です》
と、運動不足の解消とストレス発散のため、そして外出ができない時間を使用しての“肉体改造”にハマる人が続出しているというワケだ。
「撮影再開の見込みが立たない今、モチベーションをキープするのも大変だと思いますが、木村さんは体脂肪率10%前半を保っていると言います。それに今年で48歳を迎えるオジサンですからね。油断したらすぐにお腹が出ることを自覚しているのでは? ドラマの役作り以上に念入りだと思います」(前出・テレビ誌編集者)
というのも、木村は“お腹”に関する苦い過去があるのだとか。
「2009年に放送された、さんまさんとSMAPの年末特番で、キムタクが熱湯風呂に入ることになりました。海パン姿になったのですが、当時は37歳で、同年代の一般男性としては平均的な体型だったとは思いますが、視聴者から“ちょっとお腹が”“けっこうたるんでる?”と指摘されてしまった過去があるのです(苦笑)」(芸能リポーター)
国民的スターである木村だけに、視聴者が向ける目はよりきびしい。
また、彼が身体を鍛え続けるのには、モデルとしてデビューしたCocomiとKoki,らの存在も関係しているとも。
「Koki,も自身のインスタで《ファンキーでカッコいいお父さん》と称していたように、お年頃の娘たちに対していつまでも若くスリムなパパでいたいのは当然のこと。娘たちと並んで歩いても恥ずかしくないように、ゆくゆくは“親子でランウェイ”なんていう夢があるのかも(笑)」(前出・芸能リポーター)
“アラフィフ”としてはじゅうぶん若く見える木村だが、気持ちの面では娘を持つ世のお父さんと変わりはないのだ。
木村こだわりの腕立て伏せとは
では、実際にどのように鍛えているのか。冒頭のトレーニングメニューだけでは見えない、彼のこだわりの方法がある。
「主に体幹を意識した筋トレを実践しているようです。特徴的なのが腕立て伏せです。普通の腕立て伏せは、顔や胸の横に両手をつくのが一般的ですが、木村さんの場合はお腹の横あたりについてプッシュアップするのです。こうすることで、腕や肩周りだけでなく、背筋や腹筋にかなりの負荷がかかります。回数以上にきつい上級者向けのトレーニングだと思います」(トレーニングジム関係者)
ドラマ撮影がいつ再開してもいいように、いつまでも「カッコいいパパ」でいるために、今は日々自宅で精進しているということか。
コロナ禍の現状にただモヤモヤしているのなら、あなたもstaying homeで“その日”のためにトレーニングを初めてみてはいかが?